私の思いと技術的覚え書き

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原発事故・何が一番の悪者か

2011-06-27 | 事故と事件
 今次の、事故が100日を越え、相変わらず放射能を漏出し続けている福島1原発事故のことですが、日本の歴史上、かつてない最悪の事態と認識しています。しかし、国(政府)は相も変わらず事故原因者の東電に解決のすべてを押し付け、何時になったら放射能の封じ込めという解決が得られるのか、この国の行く末を考えると日単位くれざるを得ません。

 さて、今次のような事態と経過を辿る日本の現状ですが、、誰が悪者であるのか、以下独断で悪い順位に理由と共に記してみたい。

①大手メディア(テレビと新聞)
 本来ジャーナリズムとは、政治の独走を抑止し民主主義を担保するものあるはずですが、政府発表を、何ら疑問も質さず広報だけしてきたのである。また、今この瞬間にも福島市をなどでは、高濃度の放射能に怯える生活をし「ている現実があるのであるが、そんなことは報道しようともしないのである。
 原発事故後、現地付近で不足した石油を輸送するのタンクローリーの運転手が、現地入りを拒否した様な報道が行われた。また、この時期、アメリカなどでは自国の国民に福島1から80km圏外への待避を命じたという。さらに、この時大手メディアでは、自社内社員を50km以内に近づくことを禁じる社内命令を出していたのだろ云う。そのくせ、福島の人々に何ら避難の呼びかけをしないとは、何と倫理に外れた恥ずべき行為なのであろうか。

②政治家(政府・自治体幹部)
 今回の事故によらず、政治家=嘘付きというイメージはどの国でも似た様なものなのかだろう。しかし、それら嘘付き政治家の中にも、僅かではあるかもしれないが、真に国の将来を憂い行動する者がいるのだと思っていた。しかし、現実には皆無であったということなのだろう。

③東大を中心とする原発推進科学者
 科学者とは、こんなに自らの地位と名誉と金の欲が強い奴が多いのかと改めて知った。専門科学の前に道徳だtか倫理の勉強をし直して貰いたいものである。

④東電
 親方日の丸企業とは、この様な企業を云うのだろう。その答弁や発表などから伺えるのは、ほとんど官僚と
同様だということである。

追記 
 反原発学者の中には、福島を中心としおt、現在の放射線値から定住することは困難な範囲(面積)は、ほぼ福島県に匹敵するものと云います。そして、その避難者総数は500万人を超えるとも云うのです。果たして500万人が避難できる地が、この日本にあるのであろうか今の私には判りません。
 また、現実に避難命令を出したとしても、それでも住み続けたい方も居ることでしょう。しかし、希望者は、早期に避難を検討するのが国および地方自治体の役目だと思います。
 それと、逆に避難地の役に立つのなら、避難地に移住しても良いと云う方だって居るかもしれません。



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