私の思いと技術的覚え書き

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国歌を比べ思う

2019-01-07 | コラム
 私の好きな映画の一つであるトムクランシー原作の「レッドオクトーバーを追え」(※下記参照)は、忘れた頃に見直すと何度見直したか判らないという幾つかある作品の一つす。この映画の序章で、初の作県行動に入ったレッドオクトーバー(タイフーン級)は、米潜水艦(ロサンジェルス級)ダラスに追尾されているとも知りません。そこで、艦長たるラミウスは、艦内放送で声高らかに、この新型潜水艦が処女航海でアメリカの鼻を空かすことを宣言しつつ、推進機構を新型の無音機構に切り替えるのです。その時、乗組員の一人か国歌を斉唱しだすとたちどころに、ほぼ全乗組員の合唱となるとシーンになります。これは原作にはなかった演出ですが、正に祖国愛というものを感じさせるものではないでしょうか。

 ちなみに、ロシア国歌はソビエト時代のものが、崩壊と共に新しい国歌が作られたが普及せず、プーチンが改めて旧国歌を復活させたという曰わくあるものの様ですが、雄大な曲で国の威信を忘れるなという詞の内容も単純ですが良い曲だと感じます。

 ついでに、米国国歌も様々な場面で聴き、国の威信を感じさせるものですが、その詞の内容は米英戦争当時の戦闘における弱気を奮い立たせるといった様な内容です。

 最後に我が祖国の「君が代」ですが、平安の時代に読み人知らずで記された詞だといいます。君とは天皇を指すという説もありますが、もっと広く祝辞を受ける者を指すとwikでは解説しています。ロシアや米国と比べ、およそ勇壮さもありませんし、スローテンポでもっさりしてます。世界でも最も短い国花の様ですが、これはこれで良いと思います。但し、ロシアや米国の国歌が流れるとき、必然として国花構成員の団結だとか威信を呼び覚ます様な求心力があると思えるのですが、その面ではちょっと弱いかなとも感じます。このことは一般民衆がというより、政治家や官僚の一部に、自らの既得権や権威のためになら、国を売ることもかまいもしないという者が見えるせいでしょう。

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ロシア国歌
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ロシア 聖なる 我らが祖国 
ロシア 愛しい 我らが国
強力なる意志 大いなる栄光 
永久に 祖国の富とならん!
称えよ自由なる 我らが祖国 
結ばれし 永久の絆
我らが先祖より 伝えられる知恵 
称えよ ロシアの誇りを!

南海より 極地の果てまで 
広がりし 我がロシア
唯一の祖国 無二の存在 
神に護られし ロシアの地
称えよ自由なる 我らが祖国 
結ばれし 永久の絆
我らが先祖より 伝えられる知恵 
称えよ ロシアの誇りを!

夢と人生に 広大なる大地 
時が我らの 道を示さん
永久に誓う 忠誠は 
祖国と我らが 力なり!
称えよ自由なる 我らが祖国 
結ばれし 永久の絆
我らが先祖より 伝えられる知恵 
称えよ ロシアの誇りを!

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アメリカ国歌
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1.
おお、見えるだろうか、
夜明けの薄明かりの中
我々は誇り高く声高に叫ぶ
危難の中、城壁の上に
雄々しく翻(ひるがえ)る
太き縞に輝く星々を我々は目にした

砲弾が赤く光を放ち宙で炸裂する中
我等の旗は夜通し翻っていた
ああ、星条旗はまだたなびいているか?
自由の地 勇者の故郷の上に!

2.
濃い霧の岸辺にかすかに見える
恐れおののき息をひそめる敵の軍勢が
切り立つ崖の向こうで
気まぐれに吹く微風に見え隠れする

朝日を受け栄光に満ちて輝きはためく
星条旗よ、長きに渡り翻らん
自由の地 勇者の故郷の上に!

3.
戦争による破壊と混乱を
自慢げに断言した奴等は何処へ
家も国もこれ以上我々を見捨てはしない
彼等の邪悪な足跡は
彼等自らの血で贖(あがな)われたのだ

敗走の恐怖と死の闇の前では
どんな慰めも傭兵や奴隷達の救いたりえず
勝利の歓喜の中、星条旗は翻る
自由の地 勇者の故郷の上に!

4.
愛する者を戦争の荒廃から
絶えず守り続ける国民であれ
天に救われた土地が
勝利と平和で祝福されんことを願わん
国家を創造し守り賜(たも)うた力を讃えよ4.

肝に銘せよ 我々の大義とモットーは
「我等の信頼は神の中に有る」ということを
勝利の歓喜の中、星条旗は翻る
自由の地 勇者の故郷の上に!

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日本国家 (君が代)
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君が代は 千代に八千代に さゞれ石の
巌となりて 苔の生すまで

映画レビュー レッドオクトーバーを追え
https://www.facebook.com/wiseman410/posts/841227632626450


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