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誠にごもっともな意見だと思う

2021-10-31 | コラム
誠にごもっともな意見だと思う
 以下記事の脇正史氏を存じ上げないが、「長期政権を生み出し、権力の固定化を招いてしまった」、「権力が長期化すると、必ず弊害が出る。いくら自分を律し、国民のため国のためと信じることをやっているつもりでも、どうしても権力の行使に個人の価値観が出てしまう」という言説は、正にものごとの確信を突くべきものだろうと思う。

 つまり、代表的な事例が、旧ソ連だとか現中国の共産主義独裁体制がそうだろう。たぶん、政権を奪取する以前の共産主義の理想は違っていたのだろう。しかし、一端政権を押さえると、以後のクーデターとかを押さえるために、徹底的な国民の弾圧とか思想矯正を行いつつ独裁政権の維持を図ってしまう。

 このことは、安倍、管政権の8年間で続いてきたm官邸独裁政権でも端的に表れていた。自らに都合の良い人事を行い、反対者を徹底的に排除する。中には、賭け麻雀で有名になった検事を最高検事にし、自らの不都合な事実の捜査が隠蔽できる体制を確保しようとする。マスコミなどで、政府に不都合な取材をすると、「あなた何処の社だったか?」を繰り返し、覚えておいて仕返しするぞと云うべき恫喝する。(実際には表には出ていないが、個別にお前の会社を潰してやると云われた事例もあるらしい)などと、目に余る独裁体制を続けて来たのだ。

 なお、今日(10/31)は投票日だ。選挙なんか関係ないと思っている方がいたら、ぜひ選挙に参加して欲しい。地元に押したい議員がいなければ、個別立候補者名は白票でも良いだろう。しかし、2枚目の党名を記す比例代表は、あなたが聞いていて、例え実現は今直ぐムリだとしても、理想に近い主張を行っている党名を記すべきだろう。ぜひ、選挙に参加して欲しい。

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脇雅史氏 政治の質を上げる候補者選び
10/31(日) 7:13配信 毎日新聞
 元自民党参院幹事長の脇雅史氏は毎日新聞政治プレミアに寄稿した。現在の衆議院の選挙制度について「2大政党制を志向し政権交代が起きやすいようにしたものだ」としたうえで、「『野党が弱すぎて自民党が大きく負けることはない』という構造から、同じ首相の下で与党が勝利する選挙が続き、長期政権を生み出し、権力の固定化を招いてしまった」と指摘した。

 脇氏は「権力が長期化すると、必ず弊害が出る。いくら自分を律し、国民のため国のためと信じることをやっているつもりでも、どうしても権力の行使に個人の価値観が出てしまう」と言う。

 そのうえで、「選挙制度は、政治家自身の身分に直結する。私利私欲とは離れて議論しなければならず、政治を良くするためには、結局、政治家の質を上げるしかない」と語った。


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