私の思いと技術的覚え書き

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東名高速・牧之原でバス火災 03/23

2021-03-23 | 事故と事件
 今日(3/23)の午前8時頃のことらしいが、東名高速下りの牧之原市付近でバス火災が生じた様だ。
 バスの乗客は30名ほどで、県立島田高校のサーカー部員の生徒らしい。乗客および運転手共、全員避難して無事だという。

 記事の内容から、県立島田高校では、浜松で行われる練習試合のため午前7時頃、バス2台で同学校を出発したという。火災を生じたのは先頭を走るバスで、後方のバス運転手が先頭車両からの発煙に気づき、先頭車両の運転手に伝え、火災バスは路肩に止まり、非難をしたとのことだ。

 事故現車の情報は少ないが、どうやらふそうの大型バスで、マイナーチェンジ後の車両の様だから、比較的新しい車両であろう。またバスは、ほぼ全焼しているが、後方から撮影した写真で確認できるが、最近のバスは前後のパネルは大型FRP一体成型品を使用しているものが多いが、その後方パネルがほぼなくなり、内部の鋼製骨組みが露出しているのが判る。となると。エンジンもしくはエンジンルーム付近が出火元ではないかと、現状の限られた情報だが推察するものだ。

 感心が持たれる出火原因だが、これだけ新しい車両だと、いずれか付近のふそうサービス工場へ搬入し、製造メーカー技術者も臨場しての検分が行われることだろう。それと共に、最近の整備歴など、再確認することは前提条件として大事なことだと、過去様々な火災調査を行って来た者としては思う。




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静岡 東名高速 バスから火が出て全焼 乗客は全員避難 けがなし
2021年3月23日 10時41分

23日午前8時ごろ、静岡県牧之原市にある東名高速道路下り線でバスから火が出て全焼しました。
警察によりますとバスにいた30人ほどの乗客は全員避難し、けがはないということです。

23日午前8時ごろ、牧之原市にある東名高速道路下り線の相良牧之原インターチェンジの近くで「バスが燃えている」と警察と消防に通報がありました。

警察によりますと、バスには30人ほどの乗客がいたということですが、全員、避難してけがをした人はいませんでした。

火は、およそ1時間半後に消し止められましたが、バスは全焼しました。

東名高速道路は、午前8時7分から相良牧之原インターチェンジと吉田インターチェンジの間の上下線で通行止めとなり、下り線は通行止めが続いていますが、上り線は解除されました。

県内にあるバスの運行会社は「ご迷惑をおかけして申し訳ありません。警察とのやり取りで今は取材に応対できません」などとしています。

静岡県教育委員会によりますと、火災が起きたバスに乗っていたのは、静岡県島田市の県立島田工業高校のサッカー部の生徒たちだということです。

警察と消防が、火が出た当時の状況を詳しく調べています。
県立島田工業高校の副校長によりますと、23日は、浜松市で行われる練習試合のためにサッカー部員59人と教員1人の合わせて60人が、バス2台で朝7時ごろ学校を出発したということです。

火災が起きたのは、このうち前を走っていたバスで、生徒25人が乗っていました。

引率の教員から学校が聞き取った話では、後ろのバスの運転手が、前を走るバスの車体から煙が出ていることに気付いて前の運転手に伝え、バスは路肩に止まったということです。

火災が起きたバスに乗っていた生徒たちにけがはなく、バスを降りて牧之原市内のコミュニティーセンターに避難したということで、代わりのバスで高校まで帰る予定だということです。


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