リチウムイオンバッテリーは、様々なモバイル機器、デジカメ、電子タバコ、クルマなど比較的大電流を扱う運輸機器まで極めて現在では多用されている。このことは、現状のバッテリー性能として、リチウムイオンが最も性能が良いからなのだろう。
一方、これだけ多用されて、生産技術も成熟しているのだろうが、発火とか爆発という現象が、未だ様々な機器で生じており、その不安定さを伺わせる。
そもそも、私的には、デジカメなどの比較的電池を入れ替える機器の使用において、経年したリチウムイオンバッテリーパックが、どうも挿入し難いと思い概観を観察すると、バッテリーケースが明らかに膨らんでいるというのを発見したりすることがある。このことは、素人的だが、内部でガスが発生するなど圧力を増していて、積層された膜に設計値を超える荷重が作用し内部でショートなどの危険がある様にも思える。
かといって、その様な異常に膨らんだリチウムイオンバッテリーだからといって、直ちに発火とか爆発することは、私的には経験したことがないが、その様な状態になるとベッテリー性能が劣化して、極端な容量低下を生じていることに気付く場合がほとんどだ。
リチウムイオンバッテリーの発火は、すべてがではない様だが、どうやら受電中に起こり易い様に感じている。もしくは、比較的大電流を放電している場合がそれに続く様にも感じる。
現在のリチウムイオンバッテリーパックは、多くが3つの端子を持っている。この3つの内、2つが+と-の出力端子で、残りの1つが内部の温度センサーをセンシングする端子らしい。充電中などで、バッテリー内部温度が設計値を超えると、受電を呈しし、警告灯を点灯するなど、工夫がなされるようになっては来ている。それでも、発火や爆発事故は、今でも時々報じられ続けているし、バッテリーメーカーは大規模なリコールを行ったりを繰り返している。
そんなことから、私的には幾ら現在の最高性能だというリチウムイオンバッテリーだが、不安を持ってしまう。つまり、製造技術は一見成熟して多用される様になったのだが、未だ不安定な要素が内在しているのがリチウムイオンバッテリーと云うことになるだろう。
関連する話題として、今朝見たNet記事で、米運輸省は北米仕様のEV・RAV4(186万台・国内販売なし)で、バッテリーの発火事故などが11件発生していることから、初期調査に入ったと報じられている。(下記)
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米運輸省、北米のトヨタ・SUVの発火リスクを「初期調査」
3/2(火) 5:28配信 TBS系(JNN)
Copyright(C) Japan News Network. All rights reserved.
アメリカ運輸省は、トヨタ自動車のSUV=多目的スポーツ車「RAV4」にバッテリーの発火の恐れがあるとして「初期調査」に入りました。
アメリカ運輸省の高速道路交通安全局は、アメリカ国内で販売されたトヨタの人気SUV「RAV4」のバッテリー付近で発熱や発火などが11件報告されたことから「初期調査」に入ったことを明らかにしました。
対象は2013年から18年型の北米モデルおよそ186万台で、日本国内では販売されていません。運輸省は発火の要因として、バッテリーの取り付けの問題や、衝突した後の修理の可能性を指摘しています。
トヨタは「初期調査を開始したことは認識している。当局の調査に協力していく」との声明を発表しています。(02日04:40)
一方、これだけ多用されて、生産技術も成熟しているのだろうが、発火とか爆発という現象が、未だ様々な機器で生じており、その不安定さを伺わせる。
そもそも、私的には、デジカメなどの比較的電池を入れ替える機器の使用において、経年したリチウムイオンバッテリーパックが、どうも挿入し難いと思い概観を観察すると、バッテリーケースが明らかに膨らんでいるというのを発見したりすることがある。このことは、素人的だが、内部でガスが発生するなど圧力を増していて、積層された膜に設計値を超える荷重が作用し内部でショートなどの危険がある様にも思える。
かといって、その様な異常に膨らんだリチウムイオンバッテリーだからといって、直ちに発火とか爆発することは、私的には経験したことがないが、その様な状態になるとベッテリー性能が劣化して、極端な容量低下を生じていることに気付く場合がほとんどだ。
リチウムイオンバッテリーの発火は、すべてがではない様だが、どうやら受電中に起こり易い様に感じている。もしくは、比較的大電流を放電している場合がそれに続く様にも感じる。
現在のリチウムイオンバッテリーパックは、多くが3つの端子を持っている。この3つの内、2つが+と-の出力端子で、残りの1つが内部の温度センサーをセンシングする端子らしい。充電中などで、バッテリー内部温度が設計値を超えると、受電を呈しし、警告灯を点灯するなど、工夫がなされるようになっては来ている。それでも、発火や爆発事故は、今でも時々報じられ続けているし、バッテリーメーカーは大規模なリコールを行ったりを繰り返している。
そんなことから、私的には幾ら現在の最高性能だというリチウムイオンバッテリーだが、不安を持ってしまう。つまり、製造技術は一見成熟して多用される様になったのだが、未だ不安定な要素が内在しているのがリチウムイオンバッテリーと云うことになるだろう。
関連する話題として、今朝見たNet記事で、米運輸省は北米仕様のEV・RAV4(186万台・国内販売なし)で、バッテリーの発火事故などが11件発生していることから、初期調査に入ったと報じられている。(下記)
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米運輸省、北米のトヨタ・SUVの発火リスクを「初期調査」
3/2(火) 5:28配信 TBS系(JNN)
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アメリカ運輸省は、トヨタ自動車のSUV=多目的スポーツ車「RAV4」にバッテリーの発火の恐れがあるとして「初期調査」に入りました。
アメリカ運輸省の高速道路交通安全局は、アメリカ国内で販売されたトヨタの人気SUV「RAV4」のバッテリー付近で発熱や発火などが11件報告されたことから「初期調査」に入ったことを明らかにしました。
対象は2013年から18年型の北米モデルおよそ186万台で、日本国内では販売されていません。運輸省は発火の要因として、バッテリーの取り付けの問題や、衝突した後の修理の可能性を指摘しています。
トヨタは「初期調査を開始したことは認識している。当局の調査に協力していく」との声明を発表しています。(02日04:40)