私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

スポーツカーの味付け

2015-01-01 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 gooブログで時々1年前の記事がメール配信されてきて、思い出を振り返ってみようと記されています。昨夜来たメールで1年前はBMW・Z4(E85)に乗っていたんだと改めて思い出します。現在は、BMW325iツーリング(E46)に乗っていますが、どちらもまったく同一エンジン(M54系・車検証上は256S)、同一の5速AT(ZF製)ながら、本当に同一エンジンかと疑うほど走りのフィーリングが違うのには驚きます。

 元来、Z4(E85)もE46も同一プラットフォームが使用され、フレーム骨格やサスペンション等に共通部品も多いのですが、走りのフィーリングはまるで異なります。メインマフラーが異なるので排気音も異なります(E85の方がよりスポーツカーらしいノート)が、停車時の空吹かしからして吹き上がり感がまるで違います。走行安定性の違いは、セットアップされた車高や、バネおよびダンパーのレートや有効ストロークの違いから違うのは理解できます、加速性能やエンジンのイナーシャ(慣性)がまるで異なる様に感じるのは驚きすら感じます。車重の違いやファイナルギヤのレシオの違い等があるのでしょうが、メーカーでの味付けによりこれ程の差異を生み出せることは、クルマという乗り物の奥く深さを感じるところです。

 しかし、このE85も車高の低さ(ノーマルでも10cm程度)で、バンパー前端下部が縁石等に接触し易いこと(アプローチアングルの小ささ)、立体駐車場等での平坦から降版路への移動で車体中央部付近を擦る(ランプオーバーアングルの小ささ)など、一般路の利用で種々の気遣いが必用となる等、スポーツカー故の犠牲があることを改めて知らされました。

 しかし、そんな不自由さはあってもスポーツカーはいいなと感じています。それもオープンなら現行Z4の様な金属製折りたたみ式ルーフより「ホロ」の方が、雰囲気が良いと思うのです。


ドアサイレンサーパットの効果
 最近のこと、BMW・Z4/25i(E85)を入手し、その走りを楽しんでいるのです。そんな中、まあオープンスポーツカーですから音振のことを言いだしてもキリないことなのですが、ドア閉...

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