嫌いな体育会系のこと

　のっけから記しますが私は体育会系が嫌いです。精神論を唱え、上下の序列を重んじる思考を持ち、何より嫌悪するのは肉感的で汗臭いイメージを持ってしまうことにあると感じています。
　そんな嫌いな体育会系の人々ですが、最近巷で云われる草食系よりはましかななどと思ってしまいます。草食系をＷｉｋｉで引くと「新世代の優しい男性のことで、異性をがつがつと求める肉食系ではなく、異性と肩を並べて優しく草を食べることを願う草食系のこと」などと記されています。これを私的に解釈すると、云いいたいことも云えず、喜怒哀楽の感情も表せず、淡々と醒めた人々のことかなと思います。これは、まるで最近のサラリーマン達の大勢を占めている（年齢を問わず）様にも思ってしまったとしたら間違いでしょうか。
　そんなことを思う私ですが、草食系ではないのはともかくとして、思考的にはけっこうに体育会系だと先日ある者に云われてしまいました。確かに、論理的を装いながら精神論を重視（というより情に流され易いのか）している自分を垣間見ることが多々あります。そして、云いたいこと（大概が文句を付ける場合）は、例え相手がどんなに上の立場に居ようが、そんなことはお構いなしに云わないでは決して済まない気質などは、体育会的傾向があるのかなぁと感じさせ反省してしまいます。だから、サラリーマンを首になるんだと云う者も居るでしょうが、本人は全然後悔もしていないし、ましてや反省もしないのです。しょうがない私です。