私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

真のダウンサイジングカーは如何に

2015-11-13 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 最近のクルマでダウンサイジングという言葉はよく聞かれます。しかし、これはエンジン排気量を減らし、ターボ加給により、従来同等以上の出力を維持して燃費を改善しましたよというものです。ボデーサイズは、ダウンどころか、たいてい数センチづつ拡大され続けています。近年で知る限り、モデルチェンジで車体が小さくされたのは、マツダ・ロードスターくらいではないでしょうか。

車体を大きくするのは、主に衝突安全性能をレベルアップしたり、室内を広く居住性を向上させるや、ライバル車より大きく立派に見える様な狙いがあるのでしょう。まあ、軽は別として、普通車以上はワールドワイドを意識した開発をせざるを得ない訳で、サイドインパクト・ポール衝突などを重視すると、車幅は少しでも大きくしたいのがあるのかと想像します。

しかし、大きくすることを望むユーザーが必ずしも多いとは思えません。仮にその様なユーザーは、上のクラスのクルマに乗り換えているでしょう。また、一定の空間があれば.無闇に拡幅しなくも、側面衝突の安全基準を満たすことは可能だと思うのですが・・・。

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