VW問題について、当然のごとくだがリコールが発表された。しかし実際問題として、どういうリコール作業がなされるのだろうか・・・。もっとも安直に想定すれば、ECUのプログラムを書き換えるだけの簡単なものだ。しかし、そもそもVWの不正プログラム導入のトリガーとなったのは、米国での排ガス試験で20万キロ後の再検査について強い危惧を深めていたことが理由だろう。とすれば、単にECUをアップデートしても、問題は解決はできえないことになる。また、米国以外では20万キロの縛りはないものの、経時的な耐久性に乏しいことの疑念が払拭されない限り、リコール内容の認容は得られないのではないだろうか。
私見としての想定だが、米国で販売済み車両は、時価で買い戻す。新規販売は諦め中止する。米国以外の国では、ECUのアップデートは当然として、NOx触媒コンバーターを新たに耐久性を増したもの(実証は困難だろうが)として同時交換して濁すといったところであろう。
なお、VWのCEOの発言として、VWは縮小と分権化が求められ、変革より進化が求められると述べたそうだ。私見として予て記したことだが、 今次のショックの代償は大VWすら揺すり倒さんばかりであって、相当な販売台数ダウンを見込んだ縮小均衡を覚悟しているということであろう。しかし、変革より進化とは、聞き心地良く言葉では簡単だが、容易に進化なんてできるものではないだろう。
私見としての想定だが、米国で販売済み車両は、時価で買い戻す。新規販売は諦め中止する。米国以外の国では、ECUのアップデートは当然として、NOx触媒コンバーターを新たに耐久性を増したもの(実証は困難だろうが)として同時交換して濁すといったところであろう。
なお、VWのCEOの発言として、VWは縮小と分権化が求められ、変革より進化が求められると述べたそうだ。私見として予て記したことだが、 今次のショックの代償は大VWすら揺すり倒さんばかりであって、相当な販売台数ダウンを見込んだ縮小均衡を覚悟しているということであろう。しかし、変革より進化とは、聞き心地良く言葉では簡単だが、容易に進化なんてできるものではないだろう。