私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

メッキ処理のそれぞれ

2018-06-28 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 写真は近日の関わるホテルで駐車場で早朝見た、レクサスLC500Hとかいうクルマだ。正直云って、総体のクルマとしては関心ないが、細部のプロダクションテクノロジーとして関心持つので、すかさず観察しつつ撮影したものだ。

 このブランドは、メーカーが聞いたら怒るだろうが、如何に周辺が高級そう(当然本質は別の話だ)に見せるか、そして、そのことをオーナーが自己顕示欲として示せるかがデザインの筆頭コンセプトにしていることは明かだ。だから、その嫉みも含んでいるのだろうけど、バカにして見るのだが・・・。

 さて、高級そうに見せるかという中で、各部にメッキもしくはステンレスやアルミ素材のモールディング類が多くしがちなのだが、やたら過剰にに増やすと一部のトラックでやっている様に下品になってしまう。また、メッキの輝きも、ステンの800番クラスの様に鏡同様の反射光を持たせてしまうと、一時流行った韓国製安物アルミホイールみたいに、下品で逆に安っぽくも見えてしまう。そんなことから、各部に配したメッキ処理部品は、いわゆるブライト処理が施され、やや鈍い輝きを持たせているのだ。それでも、私見としては、到底過剰という感は拭えないのだが・・・。

追記:欧州車のモールくすみの復活(磨き)
 欧州車(BMWやベンツなど)のドアベルトモールやルーフドリップモールは、何故かツヤ引けやウロコ状の腐食痕を生じやすい車種が多くある。ネットで目に付く、磨き剤を2種類程試してみても、労力掛けても大した改善効果が得られない。これについては、以下の手法で抜群の効果が得られ、前後ドアのベルトモールとルーフドリップモールの片側3点で約0.5h程の作業時間と比較的短時間で復活が可能なので補足しておきたい。(これは10年程前に記した記事の再掲)作業手順と使用工具、材料は以下の通り。
01 今回ご紹介する磨き作業に使用する小型バフ。一般的なホームセンターで販売。
02 磨き材「青棒」の拡大写真。用途は、ステンレス、金属、クロムメッキと記されている。
03 磨き材をバフに回転させて付着させる。
04 磨き作業の実際の様子。ドアベルトモールの横面を磨いているところ。なお、周辺はマスキングテープで塗装面等の保護を行うこと。







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