本日より車検の手数料400円加算
本日(10/1)より車検の検査手数料が1台当たり一律400円加算される。
この手数料は、2024年10月開始予定の通称OBD車検を前提として、(独)自動車技術総合機構における、車両メーカーからの故障診断の情報管理、全国の検査場や整備工場が利用する情報システムの運用費用ということだ。
なお、R3年6月の自動車保有台数は8,228万台だが、この内検査対象外車204万台を除いて、検査有効期限を初回1年~3年、以降1年毎~2年毎を車種別に区分しシミュレーションしてみると、年間車検処理件数は約4,200万台相当となる。従って、(独)自動車技術総合機構に納められる400円加算の年間積算値は168億円という巨額が計上されることになる。
当初のシステム開発には、なりにシステム設計などから新規設備費用など掛かるのかもしれない。しかし、以降は通年でメーカーデータ提供料がそこまで巨費になるとも思えない様に思えるが如何なものだろうか。
※これは行政の透明化という意味で、一定施行期間を経て、情報公開がなさねばならない様に思える。もし、情報公開がなされない様であれば、情報公開制度に沿って、国交省もしくは(独)自動車技術総合機構に対し求めねばならないのかもしれない。
なお、本日よりOBD点検と云うのも開始されることになる。このOBD点検と云うのは、必ずしもスキャンテスターを接続しての点検を求めている訳でなく、エンジン、ABS、エアバッグなど、電子制御機器のウォーニングランプの点灯と消灯を確認点検すれば良い訳だが・・・。ちょっと聞いたところ、中にはこれで点検量2千円アップできるなどと喜色の声を出す工場さんもあるとか・・・。その妥当性や如何にと思える。
なお、スキャンテスター接続しての点検は日整連点数表で0.2点の工数だとのこと。また、異常が検出された場合の整備費用が別途となることは云うまでもありません。
本日(10/1)より車検の検査手数料が1台当たり一律400円加算される。
この手数料は、2024年10月開始予定の通称OBD車検を前提として、(独)自動車技術総合機構における、車両メーカーからの故障診断の情報管理、全国の検査場や整備工場が利用する情報システムの運用費用ということだ。
なお、R3年6月の自動車保有台数は8,228万台だが、この内検査対象外車204万台を除いて、検査有効期限を初回1年~3年、以降1年毎~2年毎を車種別に区分しシミュレーションしてみると、年間車検処理件数は約4,200万台相当となる。従って、(独)自動車技術総合機構に納められる400円加算の年間積算値は168億円という巨額が計上されることになる。
当初のシステム開発には、なりにシステム設計などから新規設備費用など掛かるのかもしれない。しかし、以降は通年でメーカーデータ提供料がそこまで巨費になるとも思えない様に思えるが如何なものだろうか。
※これは行政の透明化という意味で、一定施行期間を経て、情報公開がなさねばならない様に思える。もし、情報公開がなされない様であれば、情報公開制度に沿って、国交省もしくは(独)自動車技術総合機構に対し求めねばならないのかもしれない。
なお、本日よりOBD点検と云うのも開始されることになる。このOBD点検と云うのは、必ずしもスキャンテスターを接続しての点検を求めている訳でなく、エンジン、ABS、エアバッグなど、電子制御機器のウォーニングランプの点灯と消灯を確認点検すれば良い訳だが・・・。ちょっと聞いたところ、中にはこれで点検量2千円アップできるなどと喜色の声を出す工場さんもあるとか・・・。その妥当性や如何にと思える。
なお、スキャンテスター接続しての点検は日整連点数表で0.2点の工数だとのこと。また、異常が検出された場合の整備費用が別途となることは云うまでもありません。