私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

国葬への理由付けあまりに拙速なのではないだろうか

2022-07-20 | コラム
国葬への理由付けあまりに拙速なのではないだろうか
 今、秋の国葬問題が話題になっているが、本当に国民は賛成する者が圧倒的に多いのだろうか。自分も賛成しかねるという思いをもつが、賛成派が多数をもって正当化する意見を述べるのは、民主主義の思考としておかしいと感じる。

 民主主義とは単に多数決ではなく、少数者の意見も大事にする理念を持ち、法令とか歴史的過去の実態を考慮するなどして、論理的な透明性ある決定をしていくことではないだろうか。この点で、今の自民政府の進め方は、あまりに拙速という感を持つ。

---------------------------------------------------------------
国葬批判「国民の声とかなりずれている」…茂木幹事長、野党に反論
読売新聞オンライン 7/20(水) 7:10配信
 自民党の茂木幹事長は19日の記者会見で、安倍晋三・元首相の「国葬(国葬儀)」に反対する一部野党の主張について、「国民の声とはかなりずれている」と反論した。岸田首相は同日の党役員会で、国葬に参列する海外要人の警備態勢に万全を期す考えを示した。

首相 海外要人の警備「強化」
 茂木氏は記者会見で、11~15日に党本部に設置した献花台に1万8000人が訪れたことを明かした。その上で、「政府が閣議決定を根拠に国葬を行うことは法律上全く問題ない。国民から『国葬はいかがなものか』との指摘があるとは認識していない」と語った。

 国葬を巡っては、共産党が「安倍氏の政治を礼賛することになる」との声明を出したほか、れいわ新選組と社民党も反対の立場だ。立憲民主党の泉代表は19日の党会合で「政府の説明は不十分な点が多く、国民から数多くの懸念の声も上がっている。(弔意の)同調圧力があるべきではない」として、国会の閉会中審査を求めた。

 首相は党役員会で、「(安倍氏が銃撃された)事件を踏まえ、警備態勢を改めて点検・強化する。活発な弔問外交も予想され、しっかりと準備していきたい」と述べた。公明党の山口代表は19日、記者団に「民主主義の重要性を改めて確認する意義を踏まえ、(国葬を決めた)首相の決断を評価したい」と語った。

 安倍氏の実弟の岸防衛相は19日の記者会見で、「親族としては名誉なことだ」と述べた。安倍氏が主導した防衛力強化の議論に関しては、「今後も遺志を継いだ議員の活動がバックアップになる」と期待を寄せた。


#民主主義とは #少数者の意見を大事にしろ #透明性が大事


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。