テスラ今度はファントムブレーキで苦情多発
この報の「ファントムブレーキ」とは”ファントム”(phantom)とは、幻影、まぼろし、亡霊とかいう意味だが、半自動運転で走行中に、運転者が予期しない突然の急制動が掛かるということを指している様だ。これが、いつそうなるのか、何がきっかけで起こるのか判らないことから、ファントムという名称を付けたのだろう。
今回の報はテスラ車で、700件を超える苦情で、米当局(NHTSA)はテスラに報告を求めているという。
実のところ、この衝突被害軽減ブレーキ(略称自動ブレーキ)だが、既に20年近く前のクルマから装備し始めているのだが、当初は結構起きていたことをウワサとして聞いていた。どんな状況かと幾つか聞いたのが2、3記してみると以下の様な案件だ。
①地下駐車場へ下りスロープを降りて進行している時、平面部分の直前で急制動される。これはクラウンマジェスタで、ユーザーはディーラーに修理を申し入れたが、異常は見当たりませんと直らず。それから、運転者は、自動ブレーキOFFスイッチを毎回切っていたという。
②トヨタエスティマで、予測しない自動ブレーキがやたら掛かるので、ディーラーに苦情を申し入れるも、異常はありませんと直らない。結局、運転者は当該車を嫌になり代替えした。
③阪神高速のあるどこかの地域で大型車用の自動ブレーキが掛かりやすい場所があるというウワサと聞いた。これは想像だが、ある程度のカーブ路で、別車線の前方斜め前とかに別の車両がいる場合に、前車と誤認識して自動ブレーキが作動するのだろう。
④これはスバルレヴォーグで、R3年4月1日付けでリコールしたのだが、自動ブレーキ(新型アイサイト)で、カーブ路で標識とかガイドポストで、自動ブレーキが反応するとしてリコールしたものだ。詳しくは以下のブログリンクで確認してほしい。
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/e2ecd9472d347eb96d9accd56f65532e
この自動ブレーキは、認識できないで衝突してしまう事例もあるし、今回の様な予想もしない急制動がいきなり働くと云うのも、運転車にっとてみれば、きわまてショッキングで、こういう現象を一度経験すると、おっかなくて乗っていられない思いに至るだろう。
テスラの件は、700件以上の苦情が寄せられていると云うので、メーカーは対処が必要になるのだが、例によってコンピュータプログラムのソフト変更(アルゴリズムしきい値など変更)で誤魔化すのだろうが、正直云ってハードウェアを例えばミリ波レーダーをLiDARに変更するとか、カメラの解像度を上げた上で、物体認識のアイテムを増やすとかしない限り本来は難しい話しだと思える。
しかし、ASV(先進安全車)も当初の自動ブレーキが装着し始めて20年近くになるが、未だ過渡的な技術で、完璧さには遠く及ばないのが現実の様に感じる。
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テスラ「ファントムブレーキ」で苦情増加、当局が説明要請
The Wall Street Journal
経済・政治
The Wall Street Journal発
2022.6.4 7:15
米運輸省高速道路交通安全局(NHTSA)は3日、米電気自動車(EV)メーカー、テスラの一部車両でブレーキの誤作動が起きたとの苦情が増えていることを受け、説明を求める書簡を先月同社に送付したことを明らかにした。 NHTSAによると、テスラのセダン「モデル3」またはクロスオーバー「モデルY」で突然ブレーキが作動したとの報告が758件寄せられた。ここ数カ月で苦情が2倍近くに増えたという。 こうした現象は「ファントムブレーキ」と呼ばれている。報告では、運転支援システム「オートパイロット」の作動中にこの現象が起きた。 テスラは今のところコメント要請に応じていない。
US オリジナルソースURL
Tesla has to respond to increase in phantom braking complaints
テスラはファントムブレーキの苦情の増加に対応する必要があります
https://electrek.co/2022/06/03/tesla-respond-increase-phantom-braking-complaints/
#テスラ #予期しない急制動に苦情多発で当局は報告を求める
この報の「ファントムブレーキ」とは”ファントム”(phantom)とは、幻影、まぼろし、亡霊とかいう意味だが、半自動運転で走行中に、運転者が予期しない突然の急制動が掛かるということを指している様だ。これが、いつそうなるのか、何がきっかけで起こるのか判らないことから、ファントムという名称を付けたのだろう。
今回の報はテスラ車で、700件を超える苦情で、米当局(NHTSA)はテスラに報告を求めているという。
実のところ、この衝突被害軽減ブレーキ(略称自動ブレーキ)だが、既に20年近く前のクルマから装備し始めているのだが、当初は結構起きていたことをウワサとして聞いていた。どんな状況かと幾つか聞いたのが2、3記してみると以下の様な案件だ。
①地下駐車場へ下りスロープを降りて進行している時、平面部分の直前で急制動される。これはクラウンマジェスタで、ユーザーはディーラーに修理を申し入れたが、異常は見当たりませんと直らず。それから、運転者は、自動ブレーキOFFスイッチを毎回切っていたという。
②トヨタエスティマで、予測しない自動ブレーキがやたら掛かるので、ディーラーに苦情を申し入れるも、異常はありませんと直らない。結局、運転者は当該車を嫌になり代替えした。
③阪神高速のあるどこかの地域で大型車用の自動ブレーキが掛かりやすい場所があるというウワサと聞いた。これは想像だが、ある程度のカーブ路で、別車線の前方斜め前とかに別の車両がいる場合に、前車と誤認識して自動ブレーキが作動するのだろう。
④これはスバルレヴォーグで、R3年4月1日付けでリコールしたのだが、自動ブレーキ(新型アイサイト)で、カーブ路で標識とかガイドポストで、自動ブレーキが反応するとしてリコールしたものだ。詳しくは以下のブログリンクで確認してほしい。
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/e2ecd9472d347eb96d9accd56f65532e
この自動ブレーキは、認識できないで衝突してしまう事例もあるし、今回の様な予想もしない急制動がいきなり働くと云うのも、運転車にっとてみれば、きわまてショッキングで、こういう現象を一度経験すると、おっかなくて乗っていられない思いに至るだろう。
テスラの件は、700件以上の苦情が寄せられていると云うので、メーカーは対処が必要になるのだが、例によってコンピュータプログラムのソフト変更(アルゴリズムしきい値など変更)で誤魔化すのだろうが、正直云ってハードウェアを例えばミリ波レーダーをLiDARに変更するとか、カメラの解像度を上げた上で、物体認識のアイテムを増やすとかしない限り本来は難しい話しだと思える。
しかし、ASV(先進安全車)も当初の自動ブレーキが装着し始めて20年近くになるが、未だ過渡的な技術で、完璧さには遠く及ばないのが現実の様に感じる。
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テスラ「ファントムブレーキ」で苦情増加、当局が説明要請
The Wall Street Journal
経済・政治
The Wall Street Journal発
2022.6.4 7:15
米運輸省高速道路交通安全局(NHTSA)は3日、米電気自動車(EV)メーカー、テスラの一部車両でブレーキの誤作動が起きたとの苦情が増えていることを受け、説明を求める書簡を先月同社に送付したことを明らかにした。 NHTSAによると、テスラのセダン「モデル3」またはクロスオーバー「モデルY」で突然ブレーキが作動したとの報告が758件寄せられた。ここ数カ月で苦情が2倍近くに増えたという。 こうした現象は「ファントムブレーキ」と呼ばれている。報告では、運転支援システム「オートパイロット」の作動中にこの現象が起きた。 テスラは今のところコメント要請に応じていない。
US オリジナルソースURL
Tesla has to respond to increase in phantom braking complaints
テスラはファントムブレーキの苦情の増加に対応する必要があります
https://electrek.co/2022/06/03/tesla-respond-increase-phantom-braking-complaints/
#テスラ #予期しない急制動に苦情多発で当局は報告を求める