私の思いと技術的覚え書き

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残念だが日本にも差別意識は存在する

2020-08-28 | コラム
 今朝見たNet報だが19年3月11日の、福岡県議選の選挙応援演説で、桜井誠氏(日本第一党党首)が、JR折尾駅前で演説。初級学校と隣接する九州朝鮮中高級学校の児童・生徒が登校する中、「おまえら日本から出て行けと言われて当たり前」「朝鮮人は危険です」などと発言したとされる。演説はインターネット上にも公開され、学校側が「甚大な精神的苦痛を被った」として同年7月、法務局に人権救済を申し立てた。
 関係者によると、法務局は一連の行為はヘイトスピーチ対策法におけるヘイトスピーチに該当すると判断した。

 同桜井氏は先日の東京知事選にも出馬しているのだが、当然落選している訳だが、投票者がゼロだった訳でもない、かねがね言動、態度などが尋常な者ではないと感じていたが、これに協賛する者も一定いること自体に驚く。

 今、日本と韓国はギクシャクしている訳だが、それは韓国の一部権力者が自己の存在感を示そうと煽っているに過ぎず、韓国人一般の対日勘定がそこまで悪いことはないとの思いだ。日本側も、韓国権力者の挑戦的言動に、一々反発しているが、不必要に国民感情を煽り立てると、両国が不幸になると思える。

 日露戦争勝利以来、日本は韓国を併合したとされるが、確かに欧米諸国のように圧政したと云う面もあるのかもしれないが、韓国に多くの学校を作ったり、当時の東洋一の水力発電所(現北朝鮮)を作ったりとインフラ整備に多大の国費を投じたとものの本では知る。不幸にも戦後、米、ソ連、中共の思惑で、南北に分断されたり、米国隷下の元ベトナム戦争に従軍することになったりと、民衆は苦労を重ねてきた。現在、日本の朝鮮学校に通学しているのは、併合以来強制徴用された方もいるのかもしれないが、多くは自由意思で渡日している子孫だろうと思うが、戦後70年以上暮らしてきて、今更出来ていけはないだろう。
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福岡法務局がヘイトスピーチ認定 「在特会」元会長の街頭演説
8/27(木) 20:14配信 西日本新聞
朝鮮学校近くで「日本から出て行け」
 福岡法務局は、日本第一党の桜井誠党首=元在日特権を許さない市民の会会長=が2019年に北九州朝鮮初級学校(北九州市八幡西区)近くで行った街頭演説を「ヘイトスピーチ」に認定した。学校関係者によると、人権救済を申し立てた学校側に26日、調査結果の報告があったという。

 申立書などによると、桜井氏は19年3月11日、福岡県議選に同党から立候補を予定する男性とともにJR折尾駅前で演説。初級学校と隣接する九州朝鮮中高級学校の児童・生徒が登校する中、「おまえら日本から出て行けと言われて当たり前」「朝鮮人は危険です」などと発言したとされる。

 演説はインターネット上にも公開され、学校側が「甚大な精神的苦痛を被った」として同年7月、法務局に人権救済を申し立てた。

 関係者によると、法務局は一連の行為はヘイトスピーチ対策法におけるヘイトスピーチに該当すると判断した。ただ、人権侵犯の有無は「不明確」との結論だった。桜井氏からは調査への協力を拒まれ、一緒に演説した男性には注意したとの説明があったという。

 初級学校の尹慶龍(ユン・キョンリョン)校長は「当時、子どもたちは泣きながら職員室に駆け込んできた。ヘイトと認めながら人権侵犯と認めない部分は納得がいかない」と述べた。(一瀬圭司)

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