私の思いと技術的覚え書き

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スガ突然の退任発言

2021-09-03 | コラム
スガ突然の退任発言
 本日(9/3)、スガは前日まで出馬意欲満々で、2Fの幹事長降板を始め、次週には内閣の改造を臭わせる発言をしていたのだが、唐突に「任期一杯で辞任する」、さらには「コロナと政務で手一杯だから、任期一杯コロナ対策に邁進することで辞任を決意した」みたいな短い放言を垂れた。相も変わらず、倫理矛盾が内在している発言だ。

 私に云わせりゃ「冗談じゃない、今更何を云うか。貴方がコロナで何をやったのか、何もしなかったに等しいではにか。何を今更。」という思いだ。

 その会見を報道を見て、数時間後の今だが、こんなさもない屁みたいな出来事に「号外」まで配っている新聞社があるとか、今日の株価は600円程値上がりしたことも知ると、国民は総じてスガ退陣の決意を喜んでいることが判る。

 また、これを聞いて、言葉には出さないが、側近も含め周辺の政治屋および官僚達も、胸をなで下ろしているのではないだろうか。あれだけトップリーダーが無能さをさらけ出し、しかも恐怖政治じみた指示を出してくるリーダーをありがたがるなんてことは、およそ直接いい思いを受けている者以外にいるとは思えない。また、それなりにペストに就けられた政治屋や官僚でさえ、このリーダーのままじゃ国は滅びる可能性もあるなと思い始めたという状況があったのではないだろうか。

 そんな周辺状況に、このトップリーダーは、昨晩辺り、眠れぬ中でか弱い大脳皮質の中で、やっとこのまま猛進しても、首班指名選挙で到底勝ち目はなく、恥をかいて降板するという思いに、やっと気付いたというところだろう。

 さて、このトップリーダーの、ただ恥を軽減したいという思いからの決断について、次期首班指名選挙に向けた、岸田、高市、石破辺りの立候補を既に表明しているもしくは固めようとする姿が見え隠れする政治屋は、諸情勢が未だ明確ではないので、言葉少なめだが、顔は明るいことが読み取れ、良かったなと思っていることが読み取れる。

 また、嫌いな河野辺りは、早速出馬の意思を明確にした、それと、河野以上にその能力を小馬鹿にせざるを得ない小泉(小僧)だが、涙を溜めていたと云うが演技だろう。報道が伝えるところによれば、出馬の検討をしているとも受け取れる。なお、この小泉小僧だが、ヘタすりゃ、スガの後押しを受けるという密約を交わしている可能性すらあるのかもしれない。

 最後に、自民の誰が首班指名を受けたとしても、総選挙により、自公が与党を転落する可能性があることを意識せねばならないだろうし、そうなってもらいたいと願う。


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