8/29 北九州小倉・路線バスが道路左側の自転車を轢死させる
北九州小倉の国道(方側2車線)において、8/29の夜間(20時ごろ)、西鉄バスの路線バスが道路左側を走行の自転車に後方から衝突する事故が起き、自転車運転者が轢死した。
運転者は38才だと記されているので、動体視力など老化は考え難い。バスは同じ大きさのトラックに比べ、運転席の着座位置も低く、前方の道路左端も見易さだとか死角もトラックよりは少ないが、やはり死角がないとはいえない。
また、運転者が漫然と前方の遠方だけを見ていると、視界内の左下に見えてはいても、認知が遅れてしまうという事態が起きうる。従って、運転者は意識を十分覚醒させつつ、絶えず前方遠方、左右サイドミラーも含め、視界内の視覚サーチを繰り返していなければならない。
それと、たぶんだが、衝突の直前には気付いたと思えるが、これが小型乗用車であれば、同一車線内でも、左右のは白線から80cm程度の隙間を保って走行出来るし、とっさの緊急回避でも制動が間に合わなければ、ステアリング回避で対応できるのだが、フル規格の車幅2.5mの大型車では、一般的な国道の白線間隔では、左右に30cm程度しか余裕はない。しかも、方側2車線だというが、とっさの回避で右車線の確認もする余裕すらなければ、別の事故を生じる可能性や、バスの場合は、もっとも多い車内事故となるので、急制動、急操舵は厳禁されているという現象は致し方なく、視野内の見落としが、直前で気付いても回避不能に陥るケースは多いだろう。
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西鉄バスと自転車が衝突 女性が死亡
2021/08/29 KBC九州朝日放送
28日夜、北九州市小倉北区の国道で西鉄バスが自転車と衝突し自転車に乗っていた女性が死亡しました。
事故が起きたのは北九州市小倉北区高浜の国道3号で、28日午後8時すぎ、走行中の西鉄バスと自転車が衝突しました。
この事故で自転車に乗っていた無職、益尾のぶ子さん(70)が病院に運ばれましたが、死亡しました。
現場は片側2車線で、西鉄バスの左前方と自転車が衝突したとみられています。
バスを運転していた38歳の男性運転手は「衝突の直前で自転車がいることに気づき、ブレーキをかけた」と話しているということです。
警察は防犯カメラなどから
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「事業用自動車安全通信」第622号(R3.9.3)
重大事故等情報=3件(8月27日~9月2日分)
(1)乗合バスの死傷事故 事故の詳しい状況を調べるとともに、過失運転致死容疑も視野に捜査を進める方針です。
8月28日(土)午後8時13分頃、福岡県の国道において、同県に営業所を置く乗合バスが乗客23名を乗せ運行中、道路左側を走行していた自転車に後ろから衝突した。
この事故により、自転車利用者が死亡した。
北九州小倉の国道(方側2車線)において、8/29の夜間(20時ごろ)、西鉄バスの路線バスが道路左側を走行の自転車に後方から衝突する事故が起き、自転車運転者が轢死した。
運転者は38才だと記されているので、動体視力など老化は考え難い。バスは同じ大きさのトラックに比べ、運転席の着座位置も低く、前方の道路左端も見易さだとか死角もトラックよりは少ないが、やはり死角がないとはいえない。
また、運転者が漫然と前方の遠方だけを見ていると、視界内の左下に見えてはいても、認知が遅れてしまうという事態が起きうる。従って、運転者は意識を十分覚醒させつつ、絶えず前方遠方、左右サイドミラーも含め、視界内の視覚サーチを繰り返していなければならない。
それと、たぶんだが、衝突の直前には気付いたと思えるが、これが小型乗用車であれば、同一車線内でも、左右のは白線から80cm程度の隙間を保って走行出来るし、とっさの緊急回避でも制動が間に合わなければ、ステアリング回避で対応できるのだが、フル規格の車幅2.5mの大型車では、一般的な国道の白線間隔では、左右に30cm程度しか余裕はない。しかも、方側2車線だというが、とっさの回避で右車線の確認もする余裕すらなければ、別の事故を生じる可能性や、バスの場合は、もっとも多い車内事故となるので、急制動、急操舵は厳禁されているという現象は致し方なく、視野内の見落としが、直前で気付いても回避不能に陥るケースは多いだろう。
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西鉄バスと自転車が衝突 女性が死亡
2021/08/29 KBC九州朝日放送
28日夜、北九州市小倉北区の国道で西鉄バスが自転車と衝突し自転車に乗っていた女性が死亡しました。
事故が起きたのは北九州市小倉北区高浜の国道3号で、28日午後8時すぎ、走行中の西鉄バスと自転車が衝突しました。
この事故で自転車に乗っていた無職、益尾のぶ子さん(70)が病院に運ばれましたが、死亡しました。
現場は片側2車線で、西鉄バスの左前方と自転車が衝突したとみられています。
バスを運転していた38歳の男性運転手は「衝突の直前で自転車がいることに気づき、ブレーキをかけた」と話しているということです。
警察は防犯カメラなどから
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「事業用自動車安全通信」第622号(R3.9.3)
重大事故等情報=3件(8月27日~9月2日分)
(1)乗合バスの死傷事故 事故の詳しい状況を調べるとともに、過失運転致死容疑も視野に捜査を進める方針です。
8月28日(土)午後8時13分頃、福岡県の国道において、同県に営業所を置く乗合バスが乗客23名を乗せ運行中、道路左側を走行していた自転車に後ろから衝突した。
この事故により、自転車利用者が死亡した。