私の思いと技術的覚え書き

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アジャスターが行う賠償交渉のこと(その3)

2008-11-25 | 賠償交渉事例の記録

 アジャスターが仕事を進める上で、種々の困難たる問題は日常的に生じるのだろうと思います。そんな時に頼りになるのは上位職位者だと思うのですが、なかなかその様な頼れる方が少ないと感じられます。

 では、この様な困った時の拠り所となるところとは、どんなことなのでしょうか。その様なテーマで、後輩に伝えたい交渉技術の伝承という命題の第3回目として記してみます。

追記

 今年に入り、ある管理者に、今年の自己目標を申告しろと要請を受けた私は、「保険会社として公正・公平な損害調査の達成にさらに努める」等と、企業理念に一致した自己目標を提出しました。その上で、部下にその様な目標の提出を求めるのなら、管理者たる者として自己目標の提示を求めました。そうしましたら「部署としての諸数値の達成」が目標だとの回答でした。しかし、そんなものは当たり前過ぎることであり、私は管理者(マネージャー)の一番大事にしなければならない基本的な目標となる理念とは、部下が活躍し易い様に如何に職場環境を良くしようと等に努めることではないのかと思っています。

 ついでに、記しますが、昨今の管理者は残業時間の事前申告を受けて、それを管理する(しかも抑制する風潮すら見られる)のが仕事だとの様な様子も見受けられますが、大きな勘違いだと思っています。こんなものは、事故絡みの仕事ではトヨタの様な生産ラインと異なり、日々仕事量は異なり予想も難しいものであり、事後申告とすべきでしょう。親会社であっても、規定は同様ですが、実際の運用はその様な事後申告とされています。このことは、労働組合委員さん達は知ってるはずですよね。




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