私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

福井豪雪立ち往生に思う

2018-02-09 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 福井県あわら市の国道で総計1千台以上のクルマが立ち往生した件だが、3日ぶりに解消したという。立ち往生中には、食糧や燃料の補給など救助が行われた様だが、巻き込まれた人は、大変な目にあったことだと思う。昔、北海道の知人から、都市間の山岳路をトランスポートする際、何時豪雪で雪に埋まり身動きできなくなることもあり救助されるまで一昼夜以上を過ごす場合もあるから、何時も燃料は満タンにしておくんだと聞いたことがある。今回の福井では、特段の山間地でもないから気軽に近くへ買い物にと出掛け巻き込まれた方だって大勢いるのかもしれず、燃料も残り少ない中で、ガス欠で寒さに震えた場合もあっただろう。

 一般的なガソリン乗用車のアイドリング1分当たりの燃料消費量は50ccを下回るだろう。これがディーゼルだったら、もっと少ないだろう。つまり、満タン50Lだったとして150時間(6日以上)の稼働が可能となる。しかし、これが今や近い未来の本命だと決めつけるEVだったらどうなんだろうと思ってしまった訳なのだ。

 今回の救援もガソリンやディーゼルなら、ポリタンクで可能だが、EV用の電源救助などは想定外の話だろうし、仮に電源はあっても接続用のソケットはないし、充電時間も要しすぎる。今回の1千台を超える立ち往生クルマの中に、リーフ、iミーブ、テスラ(失礼ながら福井の田舎にゃ無いだろうが)辺りが存在したら、もっと酷い目に遭ったのではなかろうか。

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