私の思いと技術的覚え書き

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名古屋地下鉄で40分居眠りだというが・・・

2022-12-01 | 事故と事件
名古屋地下鉄で40分居眠りだというが・・・
先ほど知る下記の報だが、地下鉄で40分居眠りとは、各駅でのドアの開閉は運転者が行っていたとしているので、断続的に居眠りを繰り返していたと想像できる。しかし、どうして40分間の間にと限定できたのだろうか?

 考えられることとして思い浮かぶのは、終着駅での停止して運転手交代の際に、代わりの運転手が寝てるのを発見したのかもしれない。そこで、状況聴取の中、記憶に残る通過駅の最後の駅から最終駅までの運行時間が40分という値が出てきたのだろうか。

 しかし、駅停止は自動運転は理解できるが、発車まで自動ということはなかろうと思うところだ。発車はドア閉め操作後に何らか恣意的な操作で行われ、自動発車とは安全性からあり得ない様にも思える。

 過去にも新幹線で運転者の居眠りで、駅で数百メートルオーバーランという事件があったと記憶しているが、もしも何らかの事が起きた際、とんでもない事件に発展する可能性があった由々しき出来事だろう。

 しかし、これは鉄道、しかも地下鉄という外部環境との閉鎖を一定確保できることで、事故にならなかった訳だが、こういう断続的居眠りを繰り返す状態は、道路を走行する自動車にとっては極めて危険だ。その立証確定されている案件は少ないのかもしれないが、人が死ぬような大事故で、本来はそれが起因もしくは内在していた事故は、相当にありそうに感じる。このことは、拙人が過去に現認した高速道で、先行する大型車が左右にゆっくり蛇行している姿を見たことは、1度や2度のレベルではないからだ。

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地下鉄の運転士が約40分間にわたる“居眠り” 乗客270人にけがはなし、遅延も発生せず 名古屋
ABEMA TIMES 12/1(木) 11:22配信
 名古屋市の地下鉄で、48歳の男性運転士が約40分間にわたり居眠り運転を繰り返していたことがわかった。

【映像】走行は自動で… 運転士が約40分間“居眠り運転”繰り返す
https://abema.tv/video/episode/89-93_s10_p18188?utm_medium=web&utm_source=abematimes&utm_campaign=times_yahoo
 名古屋市交通局によると、運転士の男性(48)は地下鉄名城線の列車できのう午前9時ごろから約40分間にわたって居眠り運転を繰り返していた。当時、走行や停車は自動運転で行っていて、乗客約270人にけがはなく、列車の遅れもなかった。駅でのドアの開閉は運転士が行っていた。運転士はどの区間で眠っていたかについては「明確には覚えていない」と説明している。名古屋市交通局は再発防止のため指導を徹底するとしている。(ANNニュース)


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