先日記した映画「男はつらいよ」シリーズの16DVDを、沼津図書館から借りてきて見直してみた。きっと過去に、見ているんだろうけど、全然記憶になかった情景が蘇って来る。
この映画は昭和50年(1975年)に封切りの映画だから、今から43年前にもなる。話題に上げた沼津足保の風景は、物語のラスト3分ほどの部分だ。グーグルマップとかストリートビューで見比べても、道路も拡幅されたり岸壁の様子とかもだいぶ異なっている。しかし、幾らかの道路沿いの建物に一致することが確認でき、確かにこの地でロケが行われたと確認できる。そして、何より船の背景に富士山と沿岸の様相は間違いない。
しかし、思うことは、今や沼津港と足保を行き来する定期船はない様だ。あるのは、沼津港~戸田港~土肥港と結ぶ定期船だけだ。かつての西伊豆の方々は、陸路はあったものの極悪狭路で時間も要するということで、船で沼津に訪れることが多かったと聞く。そんな時代の最後の頃だったんじゃないかと思う。
さらに無駄話を追記するけど、船も全木造の船で時代を感じされる。そして、本作で小林桂樹が演じる田所教授という風変わりな教授だが、小松左京の小説「日本沈没」に登場する田所教授と、そこから作られた映画版日本沈没(1973年)で演じた田所教授役の同氏から流用したことは明かで面白いところだ。
この映画は昭和50年(1975年)に封切りの映画だから、今から43年前にもなる。話題に上げた沼津足保の風景は、物語のラスト3分ほどの部分だ。グーグルマップとかストリートビューで見比べても、道路も拡幅されたり岸壁の様子とかもだいぶ異なっている。しかし、幾らかの道路沿いの建物に一致することが確認でき、確かにこの地でロケが行われたと確認できる。そして、何より船の背景に富士山と沿岸の様相は間違いない。
しかし、思うことは、今や沼津港と足保を行き来する定期船はない様だ。あるのは、沼津港~戸田港~土肥港と結ぶ定期船だけだ。かつての西伊豆の方々は、陸路はあったものの極悪狭路で時間も要するということで、船で沼津に訪れることが多かったと聞く。そんな時代の最後の頃だったんじゃないかと思う。
さらに無駄話を追記するけど、船も全木造の船で時代を感じされる。そして、本作で小林桂樹が演じる田所教授という風変わりな教授だが、小松左京の小説「日本沈没」に登場する田所教授と、そこから作られた映画版日本沈没(1973年)で演じた田所教授役の同氏から流用したことは明かで面白いところだ。