私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

軍拡競争は止まらない・しかし核推進ミサイルが実用化されようとしているとは・・・

2019-08-14 | 事故と事件
 ロシア発のミサイル爆発事故の報道である。爆発事故で5名が死亡と報じられているが、どうやら弾頭ではなく、推進機関に核を使用している様子が伺われる。従来の核の利用法は、連鎖反応を一気に開放させる爆弾と、連鎖反応をゆっくり制御させ、その熱でタービンを回す発電の2種しか思い当たらない・・・。ミサイルの推進に核を利用できるとなったとしたら・・・。正に軍事開発への国家要請は留まるところをしらないということだろう。
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ロシア事故、原子力ミサイルか 放射線量一時16倍に
2019年8月13日 20時30分 共同通信

ロシア・アルハンゲリスク州
 【モスクワ共同】ロシア北部アルハンゲリスク州の海軍実験場で起きた爆発事故は、原子力を推進力とする新型ミサイルの実験中に起きた可能性が13日までに濃厚になった。トランプ米大統領は、米国も同様のミサイル技術を保有していると明言。米ロが原子力利用の攻撃兵器開発を急ぎ、軍拡競争が新局面に入った実態が、爆発事故で浮き彫りになった。
 タス通信によるとロシア気象庁は13日、事故直後に周辺地域の放射線量が、一時最大で自然放射線量の16倍に相当する毎時1.78マイクロシーベルトに上昇したと発表。ロシア当局は事故に関する情報を十分に開示しておらず、内外に不安が広がった。 共同通信
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ANNnewsCH 2019/08/11
 ロシア北部の軍事施設で8日に起きた爆発について、国営の原子力企業が職員5人が死亡したと発表しました。原子力巡航ミサイルの実験中の事故だという見方が広がっています。 ロシア国営の原子力企業「ロスアトム」は、8日にロシア北部のアルハンゲリスク州のネノクサにある軍事施設で放射性物質を使った実験中に爆発が起き、5人が死亡したと発表しました。軍事施設から約30キロ離れたセベロドビンスク市は一度、8日の放射線量が1時間あたり2マイクロシーベルトにまで一時的に上昇したと発表しました。しかし、直後にその情報を取り消しました。核問題に詳しいアメリカのジェフリー・ルイス氏は10日、原子力を動力源にするロシア軍の最新鋭の巡航ミサイル「ブレベストニク」の実験中に爆発が起きた恐れがあると指摘しています。[テレ朝news]
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