沼津市大岡地先「びっくり仰天」殺人未遂事件【覚え書き】

　この事件は先月７月２２日午後７時頃、愚人の住む沼津市内で生じた殺人未遂事件で、記憶に留めるため書き記す。
　そもそも、この「びっくり仰天」なる店に愚人は出入りしたことはないが、知り合いの自動車板金業者が時々行っていることを聞き及んでいたので、事件を知ると思わず安否確認してしまったのだった。
　後日談として、その板金業から聞いたのだが、刺されたママは刺し傷が６ヶ所とか７ヶ所とかいう瀕死の状態であったが、現在では快方に向かっているという。しかも、顔も顎の辺りを下から上にすくった様に切られていたとのこと。凶器はサバイバルナイフらしい。それだけ刺して逃げたのだから、犯人は殺したと確信して去ったのだろう。正に狙い澄ました確信犯であるが、粗暴な輩である。
　なお、犯人の小笠原幸光容疑者（６４）は、自称不動産賃貸・中古車販売業とか記してあり、愚人はこの辺りの自動車関連業に知り合いは多いので、２、３聞いて見たが、知らぬと云うことだった。店を持たないブローカーのたぐいの男だろう。
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刃物男、以前にも来店か　静岡県沼津市の飲食店
2019.7.22 09:41社会事件・疑惑
静岡県沼津市の飲食店「びっくり仰天」＝２２日午前０時３５分
　静岡県沼津市大岡の飲食店「びっくり仰天」で２１日夜、同店経営者の菊地加代子さん（６８）＝同所＝と、客の男性が男に刃物で襲われた事件で、男性が助けを求めて隣の飲食店に駆け込み、「男はこれまでに店で見たことがある」と話していたことが２２日、分かった。

　事件前にも店を訪れていた可能性がある。県警は刃物を持って逃走した男の行方を追うとともに、殺人未遂事件として面識の有無などを捜査している。菊地さんらは腹や首などを刺されるなどし、いずれも重体。

　男性は笠間明さん（７１）＝同県長泉町。隣の飲食店の従業員によると、２１日午後７時半ごろ、血だらけで店に入ってきて「変な男が店内にいる。１１０番通報してくれ」と話した。店に駆け付けたところ、菊地さんが腹部から血を流して店から出てきた。

　県警によると、男は４０～５０代ぐらいの細身で短髪。事件当時、店には男を含め３人しかいなかったとみられている。
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飲食店で男女刺され重体＝逃走の男逮捕－静岡・沼津
2019年07月22日21時46分
　２１日午後７時半ごろ、静岡県沼津市大岡の飲食店「びっくり仰天」で、男女２人が男に刃物のようなもので腹などを刺された。２人は病院に搬送されたが、いずれも重体。刺した男は刃物を所持したまま逃走したが、県警沼津署などは２２日午後、殺人未遂容疑で近くに住む自称不動産賃貸・中古車販売業、小笠原幸光容疑者（６４）を逮捕した。同署は認否を明らかにしていない。
　同署によると、刺されたのは店主の菊地加代子さん（６８）と客の笠間明さん（７１）。笠間さんが助けを求め、隣人が１１０番した。
　逮捕容疑は、同店で菊地さんと笠間さんを刃物で刺して殺害しようとした疑い。
　同署によると事件当時、店内にいたのは３人だけだった。捜査関係者によると、小笠原容疑者は事件後に店の裏口から逃走し、２２日に自宅にいたところを逮捕された。同署は事件の経緯や動機などを調べる。
　現場はＪＲ大岡駅から南東に約１５０メートルの住宅や飲食店が並ぶ地域。
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根っからの粘着質…沼津・飲食店襲撃容疑者の素性と前科
日刊ゲンダイDIGITAL 2019年7月25日 09:26

根っからの粘着質…沼津・飲食店襲撃容疑者の素性と前科
事件の現場となった飲食店「びっくり仰天」（静岡県沼津市）／（Ｃ）共同通信社
「店の料金が高いのではないか」
　事件の２週間前、犯人の男はわざわざ静岡県警沼津署を訪れ、言いがかりをつけていた。
　沼津市の飲食店「びっくり仰天」で経営者の菊地加代子さん（６８）と客の笠間明さん（７１）が刃物を持った男に襲われ、意識不明の重体となった事件。殺人未遂の疑いで２２日、沼津署に逮捕された同市大岡の自称不動産賃貸・中古車販売業、小笠原幸光容疑者（６４）は、根っからの粘着質で、近所でも恐れられるトラブルメーカーだった。
　２１日午後７時半ごろ、「びっくり仰天」の店内には菊地さんと笠間さん、小笠原容疑者の３人しかいなかった。小笠原容疑者は刃物を取り出して２人に襲い掛かり、頭や首、腹をメッタ斬り。血だらけになった笠間さんは隣の飲食店に駆け込み、「１１０番してくれ」と助けを求めた。
　飲食店の客が入り口のドアを閉め、小笠原容疑者を閉じ込めたが、刃物を持ったまま裏口から逃走。警察官が駆け付けた時には、その姿はなかった。同署は防犯カメラの映像などから小笠原容疑者を特定し、自宅にいたところを逮捕した。小笠原容疑者は過去に店を訪れていて、同署は菊地さんと何らかのトラブルがあったとみて調べを進めている。
「ママさんはね、スタイルはいいし、面倒見もいいし、恨まれるような人ではないわよ。明るい感じの人だからね、お客さんにも親切で恨みを買うというよりは、好かれていたと思うわよ」（近所の店の経営者）
　一方、小笠原容疑者は日常的に近隣トラブルを起こしていた。
「数年前、『近所付き合いはしたくない』という理由から町内会から出ていった。一見すると、そんな悪い感じには見えないのですが、ホント、ささいなことでキレて怒鳴り込んでくる。あそこはこの辺りでも古い方の家ですから、トラブルに耐えられなくなって引っ越していった家は１軒や２軒ではありません。奥さんとお嬢さんはいつの間にか家を出て行き、本人も働いているのか、いないのかも分からず、たまに車で出掛けていた。すぐカッとなる性格のようで、自分が気に入らないととにかく難癖をつけ、自動車の修理代を払わなかったこともあったと聞いた。関わりたくないし、深入りもしたくないから、会っても目を合わせないようにしていました」（近隣住民）
　小笠原容疑者は１４年前にも浜松市で、離婚した妻への付きまとい禁止の保護命令が出ていたにもかかわらず、自宅近くをウロウロしたとして、配偶者暴力防止法違反の疑いで逮捕されている。
　ささいなことでキレられ、メッタ刺しされたとしたら、マジで怖い。
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