私の思いと技術的覚え書き

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ボンネット塗り上がる

2015-06-08 | BMWミニ
 外注していたBMWミニ(R56)のボンネットなどの塗装が完了し引き取って来ました。色は、ミニに比較的多い(チリレッド:851)ですが、ツヤ感も良く上手く塗り上げてくれたものと思います。この赤や黄色などの有機顔料塗料ですが、隠蔽力が弱く(止まりが悪い)、下色の影響を受けやすく何度か塗り重ねないと本来の色味が出ないということがあります。レッドパール等は、ソリッドよりも更に止まりは悪い様ですが。

 ところで、今回のボンネットは中古部品と交換していますが、残念ならが同色がなく、程度は良いものの、裏吹きまでを行わなければなりませんでした。過去に同じく赤で裏吹きしてもらった時、裏骨の蔭になる部分に新しい塗料が乗っておらず、開け閉めする際に、旧塗膜が目立ち、どうも良くないなと思った経験があります。そこで、今回はその辺りのことを十分留意してもらう様依頼しました。そのお蔭もあり、裏骨の蔭も十分新塗膜に覆われ、旧塗膜(パールブラウン)の面影はまったく皆無です。但し、裏側の塗装としては、こってり塗膜が乗ってますので、ツヤがありすぎる感はありますが、狭い部分を塗り込んだ上でのことなので止むないところでしょう。

 指数などで塗装費用を計算する際、算出値はあくまでも工数(作業時間)です。塗装などについては、塗料代、シーリング材料代、副資材(サンドペーパー、マスキング紙やテープなど)は、材料費として別途加算となっています。この材料代ですが、損保の見解ですと、各色別の加重平均値を算出したなどとし、色に係わらず算出指数値の20%とかを一律加算するとのことらしいです。しかし、そもそも色別に原色価格を比べると、無機顔料(白、黒など)に比べ、有機顔料(赤、黄など)は、数倍以上しますから、一律料金は不合理と感じるとこともあります。



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