私の思いと技術的覚え書き

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映画レビュー レッドオクトーバーを追え

2015-06-06 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 映画のバックグラウンドとして潜水艦が取り上げられることは、ままあることと思いますし、好きなジャンルとも感じている。これら潜水艦映画について、私が見ている範囲で比較的見応えがあると感じる一つが、この「レッドオクトーバーを追え」だ。

 これは架空のソビエト新型原潜であるレッド・オクトーバーが、艦ごと亡命を図ろうとするのを、これを察知して丸ごと捕獲しようとする米軍と、亡命阻止を図るソビエト軍の戦いを描いたものだ。原作は戦記物小説で高名なトム・クランシーだ。

 この映画は、架空新型原潜レッドオクトーバーが持つ無音磁気推進装置「キャタピラー」のこともあるが、司令室内の多くの計器やパイロットランプ類など、ちょっと過剰演出とも感じないでもないが、それらしい雰囲気を出していると感じる。

 さて、役者の話だが、筆頭はショーン・コネリー扮するレッドオクトーバー艦長(ラミウス)だろう。その漂う雰囲気、存在感は、流石はコネリーと思わざるを得ない。また、米原潜ダラスの艦長役であるスコット・グレンも、多くの映画でいい味を見せているが、本作でも同様の名助演者と感じる。それと、レッドオクトーバーの副長(ボロディン)役であるサム・ニールという役者も、なかなか記憶に残る方と感じる。



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