近年、マス塵とか論評人、ましてやTV司会者の演出された愚論とかまったく知見のないタレントのたわごと論評を聞く都度、腹立たしいを通り越して、無視することにしている。おまけに最近は、Youtubeで銭を稼ぐのが目的だろう、適当な注目だけを引く論を張る愚人が続出して、ますます酷いことになって来た。そもそも、ちょっと前までは、Youtubeで評価すべき論を述べていた論者まで、この病変の混迷を極める中で、云ってることが支離滅裂でまるで一貫性がなくなり、正に馬脚を表すという事例に遭遇しつうt、コメントに苦言を呈さざるを得ない機会が増えつつある。
そんな中、今朝見た西日本新聞の下記記事は、正当なマスコミ論評として、拡大した憶測だとかバイアスを感じさせず、妥当なものとして読んだ。
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「投げ出し批判、死んだ方がまし」安倍首相、麻生氏説得にも応じず 8/29(土) 13:52配信 西日本新聞
またも任期途中の退陣を表明した安倍晋三首相。連続在職日数が史上最長となった24日に辞任の意向を固めたが、周囲は記者会見の直前まで必死に引き留めた。「休んでまた復帰すればいい」「短期間の入院なら誰も批判はしない」。首相は葛藤したが、新型コロナウイルスを巡る新たな対策を取りまとめたことで、「第1次政権時のような『投げ出し』批判を避けられる」と判断し、最長政権の幕引きを決めた。
28日午後5時、官邸で開かれた記者会見。首相は秋以降の新型コロナ対策を説明した後、「私自身の健康問題を話したい」と切り出した。持病の潰瘍性大腸炎が再発したとして、「投薬の効果はあるが予断は許さない」「国民の負託に自信を持って応えられる状態にない」と語り、「職を辞することにする」と目を伏せた。
その約6時間半前。閣議を終えた首相は、自らの「後見役」である麻生太郎副総理兼財務相と官邸執務室で向き合っていた。「体力も食欲もない。病気のために国政が停滞するのは耐えられない」と首相。麻生氏は「通院しながら職務を続ければいい」と説得した。
これまでも職務を続けるように説得してきた麻生氏。15日には首相の私邸を訪れ、「少し休養したってなんてことはない。休んでいる間は私が職務を代理するから、辞めないでほしい」と訴えた。28日は翻意がかなわず、首相との面会を35分で終えると、追いすがる記者を振り切るように官邸を後にした。「辞任は自分一人で判断した」。首相は会見でそう語った。
首相の説明によると、病の再発の兆候が医師から指摘されたのは6月の検診。7月中旬からは「体力をかなり消耗する状況になった」という。複数の政府関係者は「息が上がり、声がかすれる様子が目立った」と口をそろえて証言する。「体調が相当悪そうだ」との風評が官邸や省庁に広がった。周囲は口々に休養を勧めたが、首相は応じなかった。「病気を押して職務をこなした父親の故晋太郎元外相の姿が頭にあるのだろう」。官邸幹部は推し量っていた。
今月上旬の診察で再発が確認された。関係者によると、6日、広島市での原爆死没者慰霊式・平和祈念式に参列した際は、特につらそうだったという。
「唐突に辞める事態だけは避けたい。また『投げ出し』と言われるぐらいなら、死んだ方がましだ」。首相は常日頃、周囲に語っていた。「病気のことは言いたくない」。健康不安説が大きく報道され、「健康状態を説明すべきだ」との批判が出始めた19日、首相は側近に漏らしている。
官邸官僚らはこのころから、辞任もあり得ると覚悟した。コロナ対策の新パッケージの取りまとめを急ぐよう関係省庁に指示。投げ出し批判が起きないようなシナリオ作りに腐心した。一方で慰留にも努めた。27日には、内閣改造の構想を会見で発表することによって求心力を再び上昇させる案も提示したが、首相は断ったという。
「1強政権」のあっけない幕引き。自民党は各派閥が幹部会合を開くなど、早くも「次」を見据えた動きが始まった。官邸関係者は非情に語った。「2度も突然辞任する事態。今後、政界に影響力は働かせられないだろう」(東京支社取材班)
そんな中、今朝見た西日本新聞の下記記事は、正当なマスコミ論評として、拡大した憶測だとかバイアスを感じさせず、妥当なものとして読んだ。
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「投げ出し批判、死んだ方がまし」安倍首相、麻生氏説得にも応じず 8/29(土) 13:52配信 西日本新聞
またも任期途中の退陣を表明した安倍晋三首相。連続在職日数が史上最長となった24日に辞任の意向を固めたが、周囲は記者会見の直前まで必死に引き留めた。「休んでまた復帰すればいい」「短期間の入院なら誰も批判はしない」。首相は葛藤したが、新型コロナウイルスを巡る新たな対策を取りまとめたことで、「第1次政権時のような『投げ出し』批判を避けられる」と判断し、最長政権の幕引きを決めた。
28日午後5時、官邸で開かれた記者会見。首相は秋以降の新型コロナ対策を説明した後、「私自身の健康問題を話したい」と切り出した。持病の潰瘍性大腸炎が再発したとして、「投薬の効果はあるが予断は許さない」「国民の負託に自信を持って応えられる状態にない」と語り、「職を辞することにする」と目を伏せた。
その約6時間半前。閣議を終えた首相は、自らの「後見役」である麻生太郎副総理兼財務相と官邸執務室で向き合っていた。「体力も食欲もない。病気のために国政が停滞するのは耐えられない」と首相。麻生氏は「通院しながら職務を続ければいい」と説得した。
これまでも職務を続けるように説得してきた麻生氏。15日には首相の私邸を訪れ、「少し休養したってなんてことはない。休んでいる間は私が職務を代理するから、辞めないでほしい」と訴えた。28日は翻意がかなわず、首相との面会を35分で終えると、追いすがる記者を振り切るように官邸を後にした。「辞任は自分一人で判断した」。首相は会見でそう語った。
首相の説明によると、病の再発の兆候が医師から指摘されたのは6月の検診。7月中旬からは「体力をかなり消耗する状況になった」という。複数の政府関係者は「息が上がり、声がかすれる様子が目立った」と口をそろえて証言する。「体調が相当悪そうだ」との風評が官邸や省庁に広がった。周囲は口々に休養を勧めたが、首相は応じなかった。「病気を押して職務をこなした父親の故晋太郎元外相の姿が頭にあるのだろう」。官邸幹部は推し量っていた。
今月上旬の診察で再発が確認された。関係者によると、6日、広島市での原爆死没者慰霊式・平和祈念式に参列した際は、特につらそうだったという。
「唐突に辞める事態だけは避けたい。また『投げ出し』と言われるぐらいなら、死んだ方がましだ」。首相は常日頃、周囲に語っていた。「病気のことは言いたくない」。健康不安説が大きく報道され、「健康状態を説明すべきだ」との批判が出始めた19日、首相は側近に漏らしている。
官邸官僚らはこのころから、辞任もあり得ると覚悟した。コロナ対策の新パッケージの取りまとめを急ぐよう関係省庁に指示。投げ出し批判が起きないようなシナリオ作りに腐心した。一方で慰留にも努めた。27日には、内閣改造の構想を会見で発表することによって求心力を再び上昇させる案も提示したが、首相は断ったという。
「1強政権」のあっけない幕引き。自民党は各派閥が幹部会合を開くなど、早くも「次」を見据えた動きが始まった。官邸関係者は非情に語った。「2度も突然辞任する事態。今後、政界に影響力は働かせられないだろう」(東京支社取材班)