私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

やはり倫理なき企業=三菱自動車

2016-12-14 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 以下は、今日の日経ニュースからだが、非常識というか、呆れたというか、やはり三菱自動車には倫理感というか世間の常識感がまるでないことがよーく表れているとの感だ。

三菱自の臨時株主総会、役員報酬引き上げ案に批判も
2016/12/14 13:09
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 「はなはだ理解に苦しむ」――。燃費不正問題からの再建を目指す三菱自動車が14日に開いた臨時株主総会では、取締役の報酬総額の上限を従来の約3倍に引き上げる議案に対し、株主からの質問や批判が相次いだ。三菱自は幕張メッセ(千葉市)に約3000席の会場を用意したが出席者数は317人にとどまり、閑散とした雰囲気の中で議事が進んだ。

モニター画面に映る、三菱自動車の臨時株主総会であいさつするゴーン氏(14日午前、千葉市美浜区)
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モニター画面に映る、三菱自動車の臨時株主総会であいさつするゴーン氏(14日午前、千葉市美浜区)
 三菱自は10月に日産自動車から34%の出資を受け、日産流の経営再建に着手したものの、燃費不正問題に伴う顧客への賠償などで2017年3月期の連結最終損益は2396億円の赤字を見込む。最初に質問に立った株主からは役員報酬総額の上限を引き上げ業績連動型とする議案について「まだ業績が黒字になるかどうか道筋が立っていない。考え直してはどうか」との声が上がった。

 真っ先に役員報酬制度を改定することについては、別の株主も「再建に真剣に取り組む姿勢ではないと疑わせることになる」と苦言を呈した。議長を務めた益子修社長は「激化する競争を勝ち抜くには改革と業績改善に責任を持つ仕組みとするのが望ましい。持続的な成長のために欠かせない重要なステップだ」と理解を求めた。

 10月に三菱自のプラグインハイブリッド車を購入するなど同社を応援しているという株主からは「他社並みの急速充電サービスを導入してはどうか」との提案も示された。益子社長は「より幅広く使ってもらえるような制度に変えていきたい」と意欲を示した上で、「多くの方に支えられてこの危機を乗り切るチャンスを与えていただいたことにお礼を申し上げたい」と話すと、会場から拍手が起こる場面もあった。

 総会は日産のカルロス・ゴーン社長ら11人の取締役を選任する人事案など会社側が提案した全ての議案が可決され、1時間44分で終了した。

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