私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

ヘタレな国民性を嘆く

2011-07-28 | コラム
 福島原発事故は間違いなく国難と断じています。

 しかし、政府と官僚組織は、そのことを明確にせず、国家を上げた放射能封じ込め作業を行わず、東電という事故当事者である一企業に解決を押し付け、チンタラ作業を見守るばかりの体たらくです。

 原発避難民は、恐らく住まい地に戻ることはできないのでしょう。そして福島市を中心とした市民(特に子供とその親)は、放射能の恐怖に怯えながら住み続けているのです。

 この様な現実を知って、なんでこの国の国民は、そのことを忘れたかの様に静かなのかと嘆きます。あの高速鉄道事故を起こし、事故車両を埋め込んだ共産党独裁政権の中国ですら、国民の怒りの声を押さえ込めず、掘り起こしたではありませんか。それは、調査するというポーズかも知れませんが中国政府は動かざるを得なかったのです。

 それに比べると、なんてヘタレな国民なんだろうと思います。政府が官僚が悪いのは事実ですが、動かざるを得ないような声を、騒ぎを起こしていかなければ、この国は滅亡すると感じます。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。