私の思いと技術的覚え書き

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今更知る文科省・教科書審議官スパイ疑惑

2020-08-14 | 事故と事件
 今更知った※のだが。7月中頃、週間アサヒ芸能が「文科省・教科書調査官の某が強いスパイ疑惑がある」と記事を記していることを知った。その後、文科省では8/11付けで、疑惑報道の撤回を求めると声明を発しているとのこと。

 思うことは、そもそも教科書の内容が、何で自虐史観に溢れ過ぎているのだろうと感じることは多々あった。そんな化。この様な疑惑としてスクープ記事が出たことは、ある意味「やはりこういう闇があるのだろう」と肯定する思いが込み上げた。

 しかし、文科省およびスパイ疑惑を受けた調査官(N前氏)は、国家の教育の根幹に関わる不当な中傷記事を記したというなら、撤回要求なんていうことではなく、記事差し止めだとか、名誉毀損で訴えないのだろうか。

 この件、Youtubeで荻生田文科大臣の会見をチラリと見たが、官僚作成の作文を棒読みするだけで、本当に深刻な問題として意識していないと受け取るしかない。

※今更知った:そもそも日頃のニュース記事にはNet経由だが、それなりのサーチを行っているつもりだが、事件から3週間を経て知った。つまり、今回事件はメインストリーム(TV&新聞)のヘッドライン(大見出し)には、何故か掲示されていないということに驚きというか、マスコミの偏向さを改めて感じるところだ。

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文科省、教科書調査官「北朝鮮スパイ」疑惑報道に撤回要求
 文部科学省は2020年8月6日、週刊アサヒ芸能(7月30日号/徳間書店出版)記事で、文部科学省の教科書調査官が北朝鮮のスパイであるかのような表現がなされていることについて、事実は確認されなかったとし、徳間書店に対し記事の撤回を求めた。

 文部科学省は2020年8月6日、週刊アサヒ芸能(7月30日号/徳間書店出版)記事で、文部科学省の教科書調査官が北朝鮮のスパイであるかのような表現がなされていることについて、事実は確認されなかったとし、徳間書店に対し記事の撤回を求めた。

 文部科学省では教科書調査官の選考に際して、高度な専門性を有する適切な人材を確保するよう、関係学会に属する者や教科において高度な学識経験者または当該教科の指導経験を有する者などから、幅広く複数の候補者を人選。書類審査、面接審査の後、省内の教科書調査官選考検討委員会における候補者の評価・検討を経て、慎重に採用の決定を行っている。

 7月30日号週刊アサヒ芸能記事「『北朝鮮スパイ』リストに『文科省調査官』の衝撃の真相」では、文部科学省の教科書調査官に関し、「韓国・霊山大学の講師に就任。この時、韓国内で活動する北朝鮮工作員に『スカウト』された」「日本に帰国後、別の工作員グループに所属し、活動していると見られている。そのグループは、かつてはオウム事件などに関与し、日本転覆を図ったことがある」と掲載。文部科学省によると、これらの事実(下線部)はいずれも選考の過程やその後の調査においてもまったく確認されていないという。さらに記事では、教科書検定の公正性について疑念を生じさせるような記述があったとし、文部科学省は遺憾の意を示した。

 また産業経済新聞社は、週刊アサヒ芸能(7月30日号)掲載記事を引用した「教科書調査官と北朝鮮の闇」と題する論説委員長の「風を読む」(7月28日)において、「『北朝鮮スパイ』と疑われた人物を調査しなくていいのか」などと、週刊誌記事の内容が事実であるとの前提の論説記事を掲載。当該教科書調査官の「専門的な学識」に関しても事実と異なる記述があったとし、文部科学省は「そのような記事に依拠した憶測に基づいた報道がなされ、教科書検定の公正性について疑念を生じさせるような記事を掲載したことは、誠に遺憾」と述べ、強く抗議した。


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