先日(3/2)紹介した、ふそう大型バスのリコールとその他の依頼の整備が完了し昨日届けてもらった。車体深部の整備なので、何ら外見上に変化はないが、下部から覗いてみれば該当センターメンバー部と周辺に塗装がされており、きちんと作業が実施された様子が伺える。想像するに、ボックス断面センターメンバーは、取り付け前にそれなりの防錆塗装をし、溶接完了して再度外面を塗装後、内部に防錆ワックス(蝋が主成分)を相当に吹き込んでいるのだろう。それがメーカーの作業指示だろうと想像する。
ちなみに、この防錆ワックスであるが、FeseBookの他グループでも、素人兄ちゃん達がボデーにシミが流れ落ちると気していたが、その量や材質によっては多い少いがあるのだろうが、欧州系は多めに注入している傾向を感じる。ちなみに、昔の欧州車でゴルフ1など、ボルト付けのフロントフェンダーのすべてのボルトを外し、おもいっきり手で曲がりそうなほど引っ張っても取れないなんてことがあった。それとか、サイドフレームの座屈変形を修正するため、引き力を与えて座屈部を加熱すると、ボタボタと多量のワックスが垂れ落ちる情景を見てきた。
今回のリコール整備と合わせ、2つの整備を依頼していた。①はABS警告灯が消えないというもので、前回同じふそう工場でメインリレーが悪いという診断で交換しているが、直らないでいたものだ。そして、今回の入庫で直ったのだが、やはり原因は右前輪の回転センサーであったという。ちなみに、サプライヤーはボッシュで6万なにがしの部品価だという。大型系は乗用車に比べ生産台数が桁違いに少なく、部品価格が総じて高いが、それにしても高いというか、サプライヤー価格に利益をのせすぎとも思える。
②は、エキゾーストブレーキが解除されない場合がある様子が伺えることだった。これは過日の高速道路運行中に突然エンジンの力がなくなり、バックミラーで後方に黒煙を出す状態に陥ってバス停付近で停車しているという報があったものだった。正直云って、そのドライバー経年だけは長いが、メカ的知識に疎い方でなんとも指導がしようもなく、最悪は近くのふそうに入庫させようかと思っていた。しかし、再始動したら吹ける様になったとのことで、排気ブレーキが戻ってなかった可能性があるから、排気は使わないで帰って来てと依頼した。その後、別のドライバー(こちらは正にプロ運転手で一定のメカ知識もある)が、2日間の観光ツアーに使用したが、事後の様子を聞くと、排気ブレーキはON、OFF出来たが、一度だけOFFで解除されるまでの時間が長くなった様に感じられたとのことであった。今回のふそうへの入庫で、排気ブレーキシャッターの動き不良で交換となった。ちなみに、こちらはエアシリンダーまで付いたAssyで5万なにがしの部品価だという。これは、あまり割高感はないものだ。
ふそう大型バス・リコールレポート
https://www.facebook.com/groups/1372545029423465/permalink/1856375341040429/
ちなみに、この防錆ワックスであるが、FeseBookの他グループでも、素人兄ちゃん達がボデーにシミが流れ落ちると気していたが、その量や材質によっては多い少いがあるのだろうが、欧州系は多めに注入している傾向を感じる。ちなみに、昔の欧州車でゴルフ1など、ボルト付けのフロントフェンダーのすべてのボルトを外し、おもいっきり手で曲がりそうなほど引っ張っても取れないなんてことがあった。それとか、サイドフレームの座屈変形を修正するため、引き力を与えて座屈部を加熱すると、ボタボタと多量のワックスが垂れ落ちる情景を見てきた。
今回のリコール整備と合わせ、2つの整備を依頼していた。①はABS警告灯が消えないというもので、前回同じふそう工場でメインリレーが悪いという診断で交換しているが、直らないでいたものだ。そして、今回の入庫で直ったのだが、やはり原因は右前輪の回転センサーであったという。ちなみに、サプライヤーはボッシュで6万なにがしの部品価だという。大型系は乗用車に比べ生産台数が桁違いに少なく、部品価格が総じて高いが、それにしても高いというか、サプライヤー価格に利益をのせすぎとも思える。
②は、エキゾーストブレーキが解除されない場合がある様子が伺えることだった。これは過日の高速道路運行中に突然エンジンの力がなくなり、バックミラーで後方に黒煙を出す状態に陥ってバス停付近で停車しているという報があったものだった。正直云って、そのドライバー経年だけは長いが、メカ的知識に疎い方でなんとも指導がしようもなく、最悪は近くのふそうに入庫させようかと思っていた。しかし、再始動したら吹ける様になったとのことで、排気ブレーキが戻ってなかった可能性があるから、排気は使わないで帰って来てと依頼した。その後、別のドライバー(こちらは正にプロ運転手で一定のメカ知識もある)が、2日間の観光ツアーに使用したが、事後の様子を聞くと、排気ブレーキはON、OFF出来たが、一度だけOFFで解除されるまでの時間が長くなった様に感じられたとのことであった。今回のふそうへの入庫で、排気ブレーキシャッターの動き不良で交換となった。ちなみに、こちらはエアシリンダーまで付いたAssyで5万なにがしの部品価だという。これは、あまり割高感はないものだ。
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