アパマン爆発から１年・やはり争いが・・・

　昨年同時期に生じた札幌のアパマンショップの大量スプレー缶の残ガスによる信じがたいガス爆発事故（下記拙人ブログリンク参照）で、やはりというべき紛争が生じている様だ。

　記事から読み取れるのは被害者３０名が５千万円の損害賠償請求を提訴したということだ。なお、本件損害の建物や備品や負傷など、その直接損害が到底５千万なんてレベルでないのは明かで、今次の５千万の損害賠償とは、休業損害や慰謝料などの間接損害だろうと想定する。（５千／３０で一人平均１７０万円）

　しかし、思うのは、このアパマンもフランチャイズチェーン店だが、本部はロイヤリティなどを吸い上げつつ、日頃のリスクは店側に押し付ける姿が多くの場合に見受けられる。こういうフィランチャイズ絡みの事件を知りつつ、「優越的地位の濫用」という法には抵触されない範囲でも、倫理的に問題だなぁと感じる事例は過去から多い。

呆れた人災（札幌爆発）　12/17　2018-12-17 | 事故と事件
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/d649653c72d6aa6a3ee173713b3f616d

今日の報道
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札幌のアパマン店舗爆発 マンション住民30人が提訴　約5000万円の損害賠償求める　事故から1年　北海道　12/16(月) 15:58配信HBCニュース　北海道放送（株）
　札幌で、不動産仲介業者・アパマンショップの店舗が爆発した事故から1年。被害を受けた住民らが16日、損害賠償を求めて札幌地裁に提訴しました。

　去年12月、札幌市豊平区で起きたアパマンショップの爆発事故で、46人が重軽傷を負い、周辺の建物にも被害が出ました。
爆発はアパマンショップの従業員らが店内でおよそ100本の消臭スプレーを噴射した後、瞬間湯沸かし器をつけたため起こったとみられています。
事故から1年が経った16日、現場のそばのマンションの住民30人は、店舗を運営していた「アパマンショップリーシング北海道」におよそ5000万円の損害賠償を求めて札幌地裁に提訴しました。

　「誠意のある対応がもうちょっとなされていたら、皆さん傷つくこともなかっただろうし」（原告の住民）。アパマン側からは住民に慰謝料も提示されていましたが、実際の被害額とは差があり、住民は今回の提訴に踏み切ったということです。北海道放送（株）
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