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イーロン・マスクが披露した人型ロボット

2022-10-04 | コラム
イーロン・マスクが披露した人型ロボット
 イーロン・マスクと云えば、テスラモーターの創業者かつ、ロケットビジネスを立ち上げるわ、世界でも屈指の億万長者でもあるが、何かとことを大きく離すという批評を持つ人物だ。

 そのマスク氏が先日(9月末)にカルフォルニア・パロアルトで人型ロボットを開発中との情報と共にプロトタイプの公開を行った記事が掲載(下記参照)ので紹介したい。

 この人型に限らずロボットだが、既に産業機械としては使われる様になって20年は経ているだろう。ところが、現在使われているロボットは、単能、据え置き、人とコミュニケーションできる訳でもないのだが、。コンピューター技術の発展に伴いどんどん高度化しているのは承知の通りだ。

 今、クルマの世界では自動運転が大きなテーマとして、レベル2が現在当たり前、レベル3もしくは4が出ようとしているが、これも形は見えないが、中身としてはロボットと云えるだろう。

 また、軍用の兵器としてのロボットも、各種研究が進められており、小はドローンとかミサイルの自律飛行から、大システムになるとイージスシステムなどの自動化なども入って来るのだろう。

 ところで人型となると、そもそも2足歩行で歩くという動作が最初の関門だった様だが、様は半導体ジャイロセンサー(Gセンサー)の開発で、もう既に人の運動能力を超えた動作が可能になっている。後は、人の脳に匹敵する学習し自ら汎用性ある動作とか人とコミュニケーションできる能力が何処までできるか、また人並みにするには感情を持たせられるかという辺りが何処までできるのかということなのだと思う。

 これは、過去の映画で、2001年宇宙の旅、ブレードランナー、ターミネーターなど興味深く見て来たが、何れも機械と人間の葛藤というテーマとなる。そして、世界でも有数の科学者達が、機械があるレベルで思考し感情を持つと、破滅の世界が現実化することを警告している。

 そんなこともあり、以下記事の表題にも「ターミネーター化」防止を約束と、そうはならない様にというクレジットが付されているのだろう。

 個人的思いとしては、現在のコンピューター技術にもっとも適するのは、裁判官の業務だろうと思ってる。三権分立をまっとうし、事件を法に当てはめ、何処まで論理正しく量刑を判断するかという業務には、現在の非論理で訳の判らない判決文を故意に作る裁判官が多い中では最適なのではなかろうか。当然、弁護人の意見を取り入れ、情状酌量の余地も持ち得るし、推認有罪はあり得ないことになる。しかし、権力者は絶体これを導入することを拒否するだろう。明確な三権分立が成立すると、国家権力を越える最大の権力が裁判所となることが明らかとなるからだ。

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マスク氏、人型ロボット披露「ターミネーター化」防止を約束
日経XTECH 2022.10.03


 【10月1日 AFP】実業家のイーロン・マスク(Elon Musk)氏は9月30日、同氏が率いる電気自動車(EV)大手テスラ(Tesla)の毎年恒例の「テスラAIデー(Tesla AI Day)」で最新型の人型ロボット「オプティマス(Optimus)」のプロトタイプを披露し、このロボットでいつか貧困を根絶できると主張した。

 オプティマスは、ステージ上で小型の台に取り付けられ、観客に手を振り、膝を上げてみせた。



 マスク氏は米カリフォルニア州シリコンバレー(Silicon Valley)で行われたイベントで、「私たちの目標は有用な人型ロボットを早急に造ることだ」と聴衆に向かって話し、「やるべきことはまだたくさんある」と続けた。

 プレゼンに登場したテスラのエンジニアは、テスラのオートパイロット技術を応用し、オプティマスには安全な歩行や工場での作業などを可能にする機能を持たせようとしていると説明した。

 マスク氏によれば、テスラはオプティマスの量産を目指しており、価格は2万ドル(約290万円)以下になる見込みだという。

 マスク氏は、オプティマスによって「豊かな未来、貧困のない未来、製品やサービスに関して欲しいものが手に入る未来が訪れる」と主張。「私たちが知っている文明に根本的な変革が起きる」と述べた。

#イーロン・マスクが人型ロボットを開発中を披露


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