ふじあざみラインバス事故第2回公判を傍聴する(追記)
この事故、私の地元近くの事故、しかも刑事裁判の訴訟は静岡地裁沼津支部での裁判ということで、本日(7/18)の第2回公判を傍聴して来たところだが追記して記す。
本件事故バス運転者は26才と大型バス運転者としては比較的若いのだが、従前事故車の後方に停止しているバスは、事故車と同バス会社のものだと写真で確認できる。このことは、本日傍聴した公判において、被告人が事故後、社内の人を救護することを検事に質されたのに応答する中で、以下の様な供述を行っていた。
~事故後、大変な事故を起こしてしまったと辺りを見渡しつつ、燃料(軽油)の臭いがしていることもあり、車外に出て火災がないかを確認した。走行する中で、下から登ってきた一般車の方に、破損したフロントガラスを除去して、車内の乗客を非難させようと手伝って欲しいと頼んだが、ムリだと断られてしまった。そういう中、後方に停止した同じ会社の先輩運転手が駆け付け、2名でガラスの除去を行いつつ、数名の動ける乗客が車外に避難できた。そういう中で消防隊や救急車、そして警察が到着し、以後は警察の聴取を受けており、自分自身は救護活動はできなくなった。
さらに、ブレーキフェードのことについては、こう述べている。
~自分としては、徐々にブレーキが効かなくなったと云うより、突然ブレーキが効かなくなったと感じており、事故直後でも本件事故がブレーキフェードで起きたという自覚はなかった。この意識が生じたのは、後方バスより駆け付けた先輩運転者に言われて改めてそうなのかと意識した。
このことは、従前のブログ記事でも記したとおり、エアーブレーキは元々のブレーキ操作力が小さく、つまり乗用車ならベダル反力が大きくなることにより制動性能の低下を察知し易いのだが、そのベダル反力そのものが小さく、察知ができないエアブレーキの特性を知らなかったと云えるだろう。
この事故、私の地元近くの事故、しかも刑事裁判の訴訟は静岡地裁沼津支部での裁判ということで、本日(7/18)の第2回公判を傍聴して来たところだが追記して記す。
本件事故バス運転者は26才と大型バス運転者としては比較的若いのだが、従前事故車の後方に停止しているバスは、事故車と同バス会社のものだと写真で確認できる。このことは、本日傍聴した公判において、被告人が事故後、社内の人を救護することを検事に質されたのに応答する中で、以下の様な供述を行っていた。
~事故後、大変な事故を起こしてしまったと辺りを見渡しつつ、燃料(軽油)の臭いがしていることもあり、車外に出て火災がないかを確認した。走行する中で、下から登ってきた一般車の方に、破損したフロントガラスを除去して、車内の乗客を非難させようと手伝って欲しいと頼んだが、ムリだと断られてしまった。そういう中、後方に停止した同じ会社の先輩運転手が駆け付け、2名でガラスの除去を行いつつ、数名の動ける乗客が車外に避難できた。そういう中で消防隊や救急車、そして警察が到着し、以後は警察の聴取を受けており、自分自身は救護活動はできなくなった。
さらに、ブレーキフェードのことについては、こう述べている。
~自分としては、徐々にブレーキが効かなくなったと云うより、突然ブレーキが効かなくなったと感じており、事故直後でも本件事故がブレーキフェードで起きたという自覚はなかった。この意識が生じたのは、後方バスより駆け付けた先輩運転者に言われて改めてそうなのかと意識した。
このことは、従前のブログ記事でも記したとおり、エアーブレーキは元々のブレーキ操作力が小さく、つまり乗用車ならベダル反力が大きくなることにより制動性能の低下を察知し易いのだが、そのベダル反力そのものが小さく、察知ができないエアブレーキの特性を知らなかったと云えるだろう。