私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

秋田の整備工場事故で死亡

2023-02-11 | 事故と事件
秋田の整備工場事故で死亡
 つい先程Netニュースで知る整備工場での作業中の死亡事故報だが、昨夜(2/10PM8頃)、どうやら秋田いすゞのディーラー整備工場で、22才の男性従業員がタイヤと車体の間に挟まれているのを別の従業員が発見したという。病院搬送されたが頭部外傷で死亡したと記されている。

 そもそも、現在大型4社のディーラー工場では、サービス売上への依存を重視し、かなり多量の受注を受けつつ、かなりきつい労働環境を強いられていることをかない以前より見聞きしている。だからPM8という残業なのだろうと思うが、こういう時間まで恒常的な勤務があるのだろう。

 それとか、今回事故には関係ないが、大型4社の労働環境の厳しさを知ることとして、24時間緊急出動態勢というものがあり、当番日になると勤務終了後も夜間でも、大手運送会社などの緊急要請があると、会社経由でサービスカーに乗り現場へ出張し、修理対応を行うと云うことを聞いている。そういう当番日には、寝はするが酒は飲めないと云うぼやきを聞く。それと、今回の死亡者がどうか不明だが、結構大型4社系は、派遣社員としての工員が存在する様子も聞く。

 ここからは想像も含むが、タイヤと車体の間に挟まれたとは、おそらくリフトでの車両の昇降作業をしていたのだろうが、自分がリフトを昇降させる操作をすれば、挟まれることはあり得ないのだが、リフトが不調で降下していることに気付かなかったのか、それとも、リフトの車体側設置に問題があり、作業中に外れ車体の一部がガクンと落下したのか。何れにせよ、警察および労働基準監督署で十分捜査をして、本来原因と責任者の責任を明確化させることを求めたい。

---------------------------------------------------------
バスの車検整備していた男性死亡
秋田朝日放送 2/11(土) 18:07配信
 警察と消防によりますと10日の午後8時ごろ、秋田市で路線バスの車検整備を1人でしていた22歳の男性従業員がタイヤと車体の間に挟まれているのを別の従業員が見つけ通報しました。発見したときには意識がない状態で市内の病院に運ばれましたが頭部外傷のため死亡しました。警察が会社の安全管理に問題がなかったかどうかも含め事故の原因を調べています。


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (TK)
2023-02-13 11:14:47
日野自動車の不正が槍玉に上げられますが、いすゞ自動車のブラック企業体質の方が遥かに問題だと思います。

不正を起こしてもパワハラとかが無い日野自動車と違い優等生ぶってパワハラ、セクハラ労災上等のいすゞ自動車の責任を追求するべきだと考えます。

国交省が日野自動車よりいすゞ自動車を糾弾するべきですね。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。