米国リーマン社の倒産に連鎖し、日本リーマン社も会社更生法を申請と驚くべき状況となりました。更にメリルリンチ社の救済買収も伝えられましたし、世界最大の保険会社であるAIG社の危機説も報じられている状況となっています。
クルマの世界でも、米国のビックスリーであるGM、フォード、クライスラーの各社は、末期的な状況に近い財務状況とも伝えられています。
何れにしても、想像していた以上に米国経済は悪化していることが示されつつある様です。これら米国での影響から、世界も当然日本も逃れることはできないでしょうし、現状の不景気感は益々進むことでしょう。
ところで、不景気感や燃料の高騰の影響で、日本でのクルマの売れ行きも低調であることを感じていました。そんな中、ここに来て大阪の老舗BMWディーラーや北陸の日産3ディーラーの倒産が報じられています。やはり想像以上にクルマの売れ行きが悪化していたと云うことでしょう。高騰していた燃料の高騰も沈静化に向かいつつある様ですが、この不景気感の高まりから、簡単にはクルマの売れ行きが簡単に好転することはない様に感じます。
クルマ業界だけでなく、総ての業種として日本経済もこれからが正念場の事態を迎えるのだと感じますが、そんな見えない闇に恐怖を感じない者はいないことでしょう。