春一番が吹き荒れた今日も終わりつつある。そんな中、考えたことを記してみる。
それは、クルマの次に基幹となるべき産業は日本にあるのだろうかということだ。今、クルマと共に基幹企業であった電気産業の凋落は、シャープや東芝を筆頭として厳しいものが続出している。しかし、クルマは絶頂期にあるのかもしれないが、おぼろげながら見え始めた完全自動運転車が実現した後の時代は、どうなるだろうか。現在の車両メーカーの勢力分布を大きく変化させているかもしれない。それと、人が運転するからこそ必用であった、スタビリティとか操る楽しみや喜び等感性に訴える味というものは意味ない訳となり、その面での進化はないことになるのだろう。それでも、静粛性だとか快適性、燃費性能、環境対策、嗜好に合わせた、また権力を示す様な存在感あるデザイン等は、それぞれ求められるのだろうが・・・。
さて、既存のクルマメーカーは、大戦中に航空機に関わる歴史を持っている企業は少なくない。そこで、また飛行機を作ろうという流れは自然の流れと思う。ホンダは、創業者が飛行機好きで、将来飛行機を作ると55年も前にブチ上げて来た。そして30年程前から本格的に研究開発を開発し、ホンダジェットは昨年には米FAAの型式証明および製造認定を取得し、販売を開始している。
三菱は大戦中にゼロ戦を初めとした多くの航空機(ほとんど戦闘機だが)を作った経験もあるのだが、やっと初飛行をしたMRJの開発は遅延を拡大し続けている様だ。ホンダはビジネスジェットであり、三菱MRJは中型旅客機と、その規模から困難さの程度が違い過ぎるだろうが、なんか三菱は無様というか、造船での失速も合わせ、ポテンシャル低下が著しいと感じる。
※写真はホンダ・ファンファンラボで見た、ホンダジェットの試作機(MH02・1993年)だ。市販したホンダジェットは低翼だが、試作機は高翼だが、ツインエンジンは翼上にストラット支持しているのは同じ。当初から、一般的な翼下でなく翼上へのエンジン搭載を発想していたことが判る。2枚目のドア内部のロック機構であるが、合計7ヶ所もあるロック機構には驚く。機体はカーボン系の樹脂による一体成形モノコック(応力外皮構造)だが、ドア閉にて、開口部を極力に外皮に一体化させようというものだろう。映画、アポロ13の司令船のハッチを閉めるシーンと同じだ。
それは、クルマの次に基幹となるべき産業は日本にあるのだろうかということだ。今、クルマと共に基幹企業であった電気産業の凋落は、シャープや東芝を筆頭として厳しいものが続出している。しかし、クルマは絶頂期にあるのかもしれないが、おぼろげながら見え始めた完全自動運転車が実現した後の時代は、どうなるだろうか。現在の車両メーカーの勢力分布を大きく変化させているかもしれない。それと、人が運転するからこそ必用であった、スタビリティとか操る楽しみや喜び等感性に訴える味というものは意味ない訳となり、その面での進化はないことになるのだろう。それでも、静粛性だとか快適性、燃費性能、環境対策、嗜好に合わせた、また権力を示す様な存在感あるデザイン等は、それぞれ求められるのだろうが・・・。
さて、既存のクルマメーカーは、大戦中に航空機に関わる歴史を持っている企業は少なくない。そこで、また飛行機を作ろうという流れは自然の流れと思う。ホンダは、創業者が飛行機好きで、将来飛行機を作ると55年も前にブチ上げて来た。そして30年程前から本格的に研究開発を開発し、ホンダジェットは昨年には米FAAの型式証明および製造認定を取得し、販売を開始している。
三菱は大戦中にゼロ戦を初めとした多くの航空機(ほとんど戦闘機だが)を作った経験もあるのだが、やっと初飛行をしたMRJの開発は遅延を拡大し続けている様だ。ホンダはビジネスジェットであり、三菱MRJは中型旅客機と、その規模から困難さの程度が違い過ぎるだろうが、なんか三菱は無様というか、造船での失速も合わせ、ポテンシャル低下が著しいと感じる。
※写真はホンダ・ファンファンラボで見た、ホンダジェットの試作機(MH02・1993年)だ。市販したホンダジェットは低翼だが、試作機は高翼だが、ツインエンジンは翼上にストラット支持しているのは同じ。当初から、一般的な翼下でなく翼上へのエンジン搭載を発想していたことが判る。2枚目のドア内部のロック機構であるが、合計7ヶ所もあるロック機構には驚く。機体はカーボン系の樹脂による一体成形モノコック(応力外皮構造)だが、ドア閉にて、開口部を極力に外皮に一体化させようというものだろう。映画、アポロ13の司令船のハッチを閉めるシーンと同じだ。