私の思いと技術的覚え書き

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パソコン黎明期の頃の思い出

2008-12-19 | コラム

 写真は、私が過去に使用し廃棄してきた 、パソコンのMPU(マイクロ・プロセッシング・ユニット)の一部です。初めてパソPcmpuコンに触れたのは、20年ちょっと以前になります。この頃、16ビットパソコンがNEC社でPC9801シリーズとして発売され、徐々に各企業のオフィスに普及し出したのだと思います。

 それまでにも、EWS(エンジニアリング・ワーク・ステーション)等の高価なモデルで、高機能なコンピューターはあったのだと思いますが、超高価格であり特定分野専用のものでした。

 パソコンが登場以前までのMPUは8ビットCPUでありましたが、マイコンという名称で一部のマニアの知的興味の対象製品であったと思います。それが、16ビットMPUであるi286(インテル80286)の登場により、俄然ビジネスの現場に普及し出したのだと感じられます。それは、ワープロソフトの「一太郎」や表計算ソフトの「ロータス123」に代表される様な、優れたビジネス用アプリケーションソフトの登場にあったのだと思います。

 当時、最初に触れ合った表計算ソフトである「ロータス123」の機能の素晴らしさに驚きを感じたことを思い出します。この時、マイクロソフト社で「マルチプラン」という同様機能のソフトがありましたが、その使い勝手は圧倒的にロータス社の方が優れていたと感じます。

 当時は、ロータス123の操作に結構入れ込んで、各種表集計での統計関数を駆使したり、マクロと云われる簡易プログラムの作成に熱中したものでした。

 そんな、パソコン黎明期のビジネスアプリケーションですが、現在では、マイクロソフト社の基本OSであるWindows上で、ワープロの「ワード」と表計算の「エクセル」は、多くのパソコンに標準化されており、企業・団体等の組織内における、スタンダード利用アプリケーションソフトとなっています。しかし、「エクセル」の使い勝手はまあまあとして、「ワード」の使い勝手の悪さには苛つくことも多い私なのです。それでも、作った文書ファイルを読む相手が一太郎を持ってないから止むを得ないと「ワード」を使用しているのです。




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