三河地域に2年程住んで居た私に取って、名鉄(名古屋鉄道)という私鉄は、身近に感じられる鉄道でした。車体色は、多分新車時は鮮やかな赤だったのでしょうが、こういう彩度の高い塗色は白化(チョーキングと云います)し易く、ちょっとくすんだ赤色の愛らしい車体が特色の電車です。?
私が居た時代にも、地域末端の方の不採算路線の廃止が行われたりして、採算向上に努力している様でした。しかし、豊橋から名古屋間は、JR線と名鉄線が平行に走っており、その所要時間と料金で、殿様商売のJRに大きな影響を与え続けいたと感じます。それは、地域住民にとっては今後も必要なことと思います。現在、私が住む静岡県東部地域では、JR東海だけですから、運行本数は少ないわ、料金は高いわ、急行はないわ(急行が必要なら新幹線に乗れということ)と、正に殿様商売をしています。
され、名鉄のロマスンカーですが、短距離ですが時々乗ったことがあります。確かに、製造時からの運用期間の長さを感じるが如く、各部がくたびれた車両だったという思い出があります。しかし、ここで廃止するというのは、小田急線の様に新型のロマンスカーを開発してまで、継続するメリットがないということでしょう。
小田急のロマンスカーも同様ですが、スタイリッシュな車体と共に、メロディチックなホーンが思い出深い名鉄ロマンスカーだったと思います。