損害調査員の思考
損保損害調査員(アジャスターと呼ばれる)のことを見積屋と通称呼ばれることが多い様だ。しかも、その本人すらその様に自覚していると云うのだがら、元現職としては呆れ果てるところである。このことは、対外的に修理工場とか研修を行っている自研センターですら、その様に思っているし、損保調査員が所属する損保本体ですらそう思っているというのだからどうしようもないことだと嘆くところではある。
写真のハイゼットトラックだが、これ損害(損傷)見て、早速のことろ、床が酷いな、ヒーター&クーリングユニットは取替かなどといの一番に思うのは、修理工場ならいざ知らず、損保調査員なら落第だ。何にぶつかった、どういう物体で、どのような損傷メカニズムだったろうか?という思考がまずはあってあってしかるべきだろう。
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今回の損傷は、私の見るところ、標識柱などの電柱より強度の低い柱状物に衝突し、図に示すようなメカニズムで今回の損傷は生じたと見るがいかがであろうか。
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なお、これが電柱などの場合、前面の損傷はもっと大きくなるが、電柱の場合、得てして架線があるせいで倒壊しない場合があるのだが、この場合、衝突後に電柱の上部は後傾するため、前面の上部が比較的深度高い変形を生じることがある。
損保損害調査員(アジャスターと呼ばれる)のことを見積屋と通称呼ばれることが多い様だ。しかも、その本人すらその様に自覚していると云うのだがら、元現職としては呆れ果てるところである。このことは、対外的に修理工場とか研修を行っている自研センターですら、その様に思っているし、損保調査員が所属する損保本体ですらそう思っているというのだからどうしようもないことだと嘆くところではある。
写真のハイゼットトラックだが、これ損害(損傷)見て、早速のことろ、床が酷いな、ヒーター&クーリングユニットは取替かなどといの一番に思うのは、修理工場ならいざ知らず、損保調査員なら落第だ。何にぶつかった、どういう物体で、どのような損傷メカニズムだったろうか?という思考がまずはあってあってしかるべきだろう。
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なお、これが電柱などの場合、前面の損傷はもっと大きくなるが、電柱の場合、得てして架線があるせいで倒壊しない場合があるのだが、この場合、衝突後に電柱の上部は後傾するため、前面の上部が比較的深度高い変形を生じることがある。