私の思いと技術的覚え書き

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08/22 タレントのコルベット火災

2020-08-23 | 事故と事件
 昨日のことだそうだが、都内世田谷区で私は知らぬが有名タレントのコルベット(C3オープンだ)が火災を生じたという。該当車は1968年式だという。

 この火災事故について、Net報で知るが、掲載された方のツイードに「こういう古いクルマに乗るなら運行前点検(法令で云う日常点検のことだろう)をしっかりやれ。そうでないなら乗る資格ない。」みたいなことが記してあるが・・・。

 求められればだが、クルマ調査瀝30年以上以上として以下の意見を持つ。

 こういう火災等は、運行前点検で防げるものだろうか?
 それは難しいと思える。航空機などの様に、車の構成部品の一切を取り去り、それぞれのパーツを点検すれば、あらゆる部位の劣化が確認できるだろうが、恐ろしい手間と費用を要すが現実的ではないだろう。

 その上で、現車を詳細に観察しなければ出火原因は見極められぬが、おおよその出火場所は、運転席後ろのトランクとの間にある、折りたたみホロの収納スペース辺りに、出火点があると見込む。

 この付近の、燃料配管、ワイヤリングハーネス、床下のマフラー輻射熱の影響が関与していないか、詳細調査で追い込めると思考するのだが。なお、もう一つ忘れていたが、こういう可動部、シートの前後スライドや、電動コラムチルトなども同様だが、100円ライター(カチャンと高圧火花で点火するもの)が挟まって着火したという関与実例もあることは知っておく必用があるだろう。



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