私の思いと技術的覚え書き

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要注意クレジットカード詐欺

2020-08-23 | 事故と事件
 現代生活において、クレジットカード(以下クレカ)を一切利用しないということになると、非常に非弁だろう。だいたいアマゾンなど、ネットで買い物ができないし、通常の店頭でも買い物でも、予め現金を銀行から引き出すなど用意しておかないと購入できなくなる。希に、知人で、カードが作れない(引落で残高不足などカード事故を起こした故だろう)なんて方を見ていると、不便だろうなぁと思う。同時に、信用情報が裏でブラックリストとて流れていることを知り、公の利益を守るためとはいえ、負の個人情報が共有されてしまうことを恐ろしくも感じる。

 さて、便利なクレカだが、不正利用が後を絶たない様で、その実数は公表されていないが、結構多くの不正利用があるのだろう。つい先日も、「クレカ不正利用詐取容疑で中国人留学生の2人逮捕」という報(下記)があった。

 私自身も数種のクレカを契約している。その中の1社では、カード有効期限での差替えででなく、不定期にードの差替えが数年前に行われたことがある。その時の案内では、海外購入案件で不正利用があり、不正利用が疑われる対象者のカードを差替えるとの説明だったと思う。だいたい、カード購入では、番号:4桁×4、有効期限:2桁×2、ローマネームだけでの情報で買い物ができてしまう。中には、さらにカード裏面のCVCという3桁番号も必要になるが・・・。何れにせよ、詐欺を働く者は、これらの組み合わせ情報を、盗み取って犯行におよんでいるのだろう。それと、もっと身近な問題で、本人に隠れカード自体をスマホカメラなどで写し撮り、情報を盗み取られる危険はある。だいたい、同じカードでも銀行のカードは、直ちに危険を感じるけど、クレカはそこまでの注意が働かない様に感じるが、銀行カードより危険かもしれない。それは、銀行カードでは暗証番号がたった4桁だけど、3回間違えると無効になるが、クレカの使用でパスワードを求められることは少ない。

 電子マネーなど便利になるとパロパガンダが多いが、逆の危険を感じる。しかし、世の中全体が進むと、クレカの様に新しい方式しか対応できなくなる。そういう点では、便利な様で、ますますリスクの高まる時代と思える。
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クレカ不正利用詐取容疑で中国人留学生の2人逮捕 「学費や小遣い稼ぎで」
8/20(木) 12:10配信 毎日新聞
 不正に入手した架空名義のクレジットカードを使い、コンビニエンスストアで買い物をしたとして、警視庁組織犯罪対策特別捜査隊は20日、いずれも東京都豊島区高田3、中国人留学生、閔睿(26)=別の詐欺事件で逮捕=と韓朋芮(24)=同=の両容疑者を詐欺などの容疑で再逮捕したと発表した。同隊は、両容疑者や指示役の中国人の男を含むグループが、カード会社の会員サイトにアクセスし、不正にカードを入手したとみて調べる。

 再逮捕容疑は5月12日、架空名義のカードを使い、東京都新宿区のコンビニで電子たばこ12カートン(販売価格計6万1152円)を詐取したとしている。いずれも容疑を認め、「新型コロナウイルスの影響で(留学先の)大学院がリモート授業になり、時間ができた。学費や小遣い稼ぎでやった」と供述しているという。

 同隊によると、指示役とみられる中国籍の男が、不正に入手した他人のカード情報を使って会員サイトにアクセスし、名義や住所を変更。架空名義のカードを郵送させていた。両容疑者は逮捕容疑も含め、今年5~7月にノートパソコンなど約470万円分の買い物をしたとみられる。

 このカード会社では、約80人の会員が勝手に名義などを変更されたカードを使われ、約2000万円の被害が発生。同社が警視庁に相談していた。【岩崎邦宏】

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