本日は台風一過の1日でした。昨晩は猛烈な風雨が吹き荒れましたが、予想していたよりは被害の発生は少なかった様です。それでも、本日は台風関連での被害事故の報告が続々と入って来ています。次週には、引き続き、続報が入って来ることと思います。
さて、昨日はディーラー等への不満を訴えるユーザーの記事のことを記しましたが、今回は、我々アジャスターおよび保険会社への不満を訴える修理工場の記事のことを紹介します。
ここで訴えてる工場の言い分については、一定理解できるものを感じ取れます。我々アジャスター側も相手の立場などを十分に尊重した上で、必要な情報提供を的確に素早く行う責務があると思い自戒しております。
===================================================
◆”読者の方から” 2000/2/14 自動車ニュース&コラムより
===================================================
整備工業に勤めている者です。
今年1月の車両被害の事故で、車両保険に加入してるとの事で、契約者から車を預かりました。そして保険会社のサービスセンターからアジャスターが立ち会いにきて「今回の事故について車両保険で対応しますのですぐ作業にかかって下さい」との指示が1月14日にあり、作業を開始、1月22日に作業完了、納車しました。
ところが1月31日になってアジャスターから電話が有り、「契約者が保険料を入金していなかったので、保険会社として保険での支払いが出来ません。」との連絡が有りびっくりしました。改めて保険会社に問い合わせたところ、1月14日の夕方には、サービスセンターで契約者の12月分未納の為、保険が無効な事が確認してるにもかかわらず、工場に対して作業ストップの連絡もなく1月31日まで来てしまいました。結果、「契約者が悪いので修理費用については契約者から回収して下さい」保険会社としては何ら責任がないとの事です。
1月14日で保険が無効とわかった時点で、工場に対して何らかの情報提供が必要であったのでないかと思います。このような事が続くなら、リスクが大きすぎて、保険事故車の修理が出来なくなると思っています。
===================================================