私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

ブランド戦略の難しさ

2017-01-21 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 過去、ブランド論のことは度々記してきた。そんな中、つい先日初めて話す機会を持った年配者(といっても私より年下か)から、子供の頃ダットサントラックの荷台に乗って、夏の海水浴に行ったことに話が及んだ。今は1トンクラスのボンネットトラックは、ほぼ絶滅してしまったが、あの頃は、トヨタ・ハイラックスや三菱、マツダと名前は忘れたが、各社が類似車をラインナップしていたものだった。そして、ダットラは、信頼、耐久性で他を寄せ付けないブランド力を持っていたものだった。

 我が国でのダットサン・ブランドは、ダットラ程度のものであったが、海外ではニッサンよりダットサンが浸透し、フェアレディZ、ブルーバードなど、それなりのブランド認知度を持っていたのだ。たぶん、今の俄か作りの新ブランド「インフィニティ」より認知度としては上回っていたのではないだろうか。それを、否定し捨て去ったのが「石原俊」というバカたれ社長だったのだよと、先のダットラの思い出を語る方に話した次第だ。

 ニッサンでは、数年前よりダットサンブランドを一部新興国などで復活させ出しているが、いっそニッサンは社名に止めブランド名はダットサンに改変したらとも思う。英語表記でも NISSAN より DATSUN の方がスッキリする。


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