私の思いと技術的覚え書き

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10年先の自動車生産の未来

2022-05-04 | コラム
10年先の自動車生産の未来
 1080年代まで日本は正に電子立国で、世界の最先端半導体などのシェアは50%を超えていた。家電やおよそ電子製品のブランド価値も高く、SONY、Panasonic、Fujitsu、Toshibaなどのブランドは世界で高品質商品として認知されていたことは確かだ。ちなみに90年代初頭までの映画内に出てくるテレビモニターの画面など、ブラウン管下部のブランドはSONYであるものが多い。

 つい近年まで拙人はいわゆるバブル崩壊で、日本の優秀な技術者が韓国に引っこ抜かれ、それで韓国が日本の電子技術をキャッチアップする要因となったと理解してた。そのことも幾らかあるだろが、そればかりではないという問題が最近感じられる様になって来た。

 それは、韓国は80年代後半まで、いわゆる軍事的独裁政権の気風が強く、民主主義というべきかデモクラシーが抑圧される時代を過ごしてきた。それが変化したのは、およそ2000年の日本がバブル崩壊し、喘いでいる時代だった。その頃、韓国では国策としてのIT網の整備に取り組み、その光ファイバー網の国内整備などでは、今や日本を抜き去っているという。

 このインターネットによる国民の意見は日本でもツイッターとかYoutubeで発信されある意味で既存の既得権とか権威を破戒する減少は現れているのだが、この韓国の場合と比べると、国民の権威に隷属する意識おいて、あまりに低レベルにある様に感じられる。

 しかも、日本では主に右翼的思考を強める者など、ヘイトスピーチだとか蔑視というべき意気が極めて強く、これは江戸時代まで明確にあったという同和とか被差別部落の問題に共通する問題の様に思えてくる。この被差別部落問題では、今でも被差別者の一部には差別が残ると主張し、その差別を特権として逆利用するために生き残っている様に拙人は理解しているが、こういうことを記すと、被差別者に関係ある者は、今でも明確に残っていると強い反発が受けるのだが、そんな者はありは氏ないし、エセ同和に代表される被差別者と縁もゆかりもない者が差別を理由に、行政や司法に無理難題を押し付け、利権を貪りとろうというねじ曲がった世界が続くのだ。ただし、朝鮮人差別の問題は、今でも明確に残るのだが、ある意味ユダヤ民族が差別されてきた問題と同根の理由にある様に思える。つまり、ユダヤ人が比較的優秀で成功者が目立つことによる嫉みと類似する問題が朝鮮人にもある様に感じるところなのだが、もっと深い問題もあるのかも知れない。

 さて、今次の本論だが、今や半導体産業として、高集積メモリICとか高精細ディスプレイでは、韓国は世界最先端を走っているところだ。しかも、EV車が注目を集める中で、核となるリチウムイオン電池でも、韓国のポテンシャルは今や花開こうとしている事実が見え始めている。

 そもそも韓国の自動車産業をマジメに見ていない日本人は多過ぎると思えるが、20年程前に現代自動車が日本で拡販しようとした際、保証期間を最大10年まで延ばしても、ほとんどの日本人は見向きもせず大失敗している。しかし、無視する日本に対して、今や韓国の生産する自動車産業は、世界ランキングNo5となっており、あの世界最大の自動車先進国である独を抜いている事実を謙虚に見つめなければならない。(添付表1参照)


 また、この添付表でも今や国別自動車生産では、圧倒的な生産量でNo2以下を引き離す中国だが、添付表2を見てもらえば判るが、中国は自動車メーカーの進出を、国内メーカーの合弁しか認めていないのだが、純自国製のメーカーは未だ半分以下で約60%が海外メーカーが中国市場でクルマを作っていることが判る。そういう中で、現代とかキアという韓国メーカーのシェアは現在は未だ独や日本より低いが、そもそも韓国が独自内燃機関を作り出して、未だ20年を経ない中で、この様な拡大を続けているという成長ぶりは、ある意味日本にとっては脅威だと云えるだろう。つまり、今や世界No1の生産を誇るトヨタだが、ウォン安というCPの強さもあるのだろうが、その潜在力など、あなどれないのが韓国自動車産業の姿なのだと思える。



#10年後はトヨタが韓国に送れを取る可能性もある #韓国自動車産業のポテンシャル


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