あれからとは、311東北大震災と巨大津波が引き起こした東電福島第一原発大事故のことだ。この様な巨大災害や巨大事故も経年すると被災者から遠く離れた者にとっては、遠い世界のことだったとも思えて来てしまう。それと共に、事故直後から、政府もマスコミも、あるべき真実を伝えない、もっと云えば被害を軽く見せ様とすら感じられる、いわゆる不作為が繰り返された。
この思いを記そうと思い立ったのは、YouTubeにて小出裕章「3.11から7年 放射能のいま…」2018.1.20講演を見たがためだ。この小出裕章氏は原発事故当時は京都大学原子炉実験所助教で、その後定年され、独自の調査や講演活動を続けておられる、私が最も信頼すべき原子炉工学者と認識している方だ。感心ある方は、下記リンクより視聴して戴きたい。
小出裕章「3.11から7年 放射能のいま…」
しかし、原発大事故当時の政府の対応は本当に酷いものだった。当時の民主党政権下のことであったが、現在の自民党でも結局は類似のことだったのかもしれない。しかし、あまりにも酷かったと思えるのが、「直ちに危険はない」を連呼した枝野という当時の幹事長の行為は極刑に値されるべきものと思っている。この直ちに危険はない発言と前後して、4機の原発が水素爆発をして放射能値が急上昇していたことをモニタリングポストの値から明確だったはずだからだ。
色々なメディアでも記されているが、旧ソ連チェルノブイリ事故の際、国家は近隣住人の緊急避難のため千台単位のバスを用意し、これを実施したこと。また国家総力として、軍隊、消防隊など個別の献身犠牲的な行為により、封じ込めに全力投球したこと。これと、福島を比べたとき、あまりにも対応が違い過ぎるが、単に社会主義と民主主義の差なのであろうか、それは違うだろう。もし、米国でチェルノブイリや福島レベルの事故が生じたら、おっとり日本の対応でなく、ソ連の様な対応を取るだろうと想像する。こういった巨大事故は正に戦争と同じことだと思う。優勢もしくは未知の敵戦力に対抗戦力の逐次投入を行っていたら負けるという事例だ。先の戦争において、ガダルカナルの戦いなど正にこれを行って来たのが旧日本軍なのだ。これが日本人の姿と思うと誠に情けないことだ。
この思いを記そうと思い立ったのは、YouTubeにて小出裕章「3.11から7年 放射能のいま…」2018.1.20講演を見たがためだ。この小出裕章氏は原発事故当時は京都大学原子炉実験所助教で、その後定年され、独自の調査や講演活動を続けておられる、私が最も信頼すべき原子炉工学者と認識している方だ。感心ある方は、下記リンクより視聴して戴きたい。
小出裕章「3.11から7年 放射能のいま…」
しかし、原発大事故当時の政府の対応は本当に酷いものだった。当時の民主党政権下のことであったが、現在の自民党でも結局は類似のことだったのかもしれない。しかし、あまりにも酷かったと思えるのが、「直ちに危険はない」を連呼した枝野という当時の幹事長の行為は極刑に値されるべきものと思っている。この直ちに危険はない発言と前後して、4機の原発が水素爆発をして放射能値が急上昇していたことをモニタリングポストの値から明確だったはずだからだ。
色々なメディアでも記されているが、旧ソ連チェルノブイリ事故の際、国家は近隣住人の緊急避難のため千台単位のバスを用意し、これを実施したこと。また国家総力として、軍隊、消防隊など個別の献身犠牲的な行為により、封じ込めに全力投球したこと。これと、福島を比べたとき、あまりにも対応が違い過ぎるが、単に社会主義と民主主義の差なのであろうか、それは違うだろう。もし、米国でチェルノブイリや福島レベルの事故が生じたら、おっとり日本の対応でなく、ソ連の様な対応を取るだろうと想像する。こういった巨大事故は正に戦争と同じことだと思う。優勢もしくは未知の敵戦力に対抗戦力の逐次投入を行っていたら負けるという事例だ。先の戦争において、ガダルカナルの戦いなど正にこれを行って来たのが旧日本軍なのだ。これが日本人の姿と思うと誠に情けないことだ。