ブランドのことは度々記して来ています。ところで、今「SONYの旋律」という同社の元社長のだった大賀(おおが)氏の自叙伝を読み始めているところです。この大賀氏ですが、静岡県沼津市出身では数少ない立身出世者の一人でもあります。
その大賀氏ですが、SONYの社長に就任するに当たって、自社ブランドイメージの向上とデザイン・イメージの統一に思いを持つに至ったのだそうです。
最近、松下電器が創業以来の伝統の社名を捨てPnasonic統一しましたが、それに先立つこと40年近くも前の話です。
確かに、最近はちょっと落ち目とは云え、電器製品(特にAV系)のSONYのブランドイメージは、世界で通用するものだと感じます。この他にも、プリンターでのCanonやカメラのNikon等は、世界に通用する日本のブランドだと思います。
クルマの世界でもTOYOTAやHONDA、そしてNISSAN等、そこそこなものを持っています。しかし、NISSANはかつてにのDATSUNを捨て去る愚を犯していますし、二輪車の世界でのYAMAHAやSUZUKIでの様な高いイメージがない様に感じられます。
トヨタの新たなブランドLEXUSですが、BenzやBMWに比べると、信頼性だけは良いらしいですが、まだまだの感を持ちます。