日産アリアプロダクション
車自体にはまったく興味を持てないが、最近ニッサンで販売開始したEV・SUVで「アリア」のプロダクション風景がYoutubeにあり、その製造風景で気付いた部分のみ書き留めてみたい。
①ルーフパネルのルーフサイドとの接合だが、接合部位にモールディングが被さらない、いわゆるブレージング接合を行っていることが判る。ルーフ左右端部の前から後ろまで押さえる帯状治具で固定後、ロボット溶接機が前から後ろまで移動して行く。溶接熱源はレーザーなのかアークなのかちょっと読み取れないが、ウェルディングでなくブレージング(ろう付け)であることは確かだろう。しかし、これは、ルーフパネル交換で、修理屋泣かせの接合法だ。添付1~3
②塗装工程だが、下塗りED塗装後のホワイトボデーに、フロントバンパーを引っかける様に仮止めし、バンパーとボデー本体を一緒に上塗り塗装している。バンパーはPP系素材だと想像するが、熱硬化型1液塗料で130℃・30分で加温硬化できるのだろうか? それとも、硬化温度を80℃程度に低下させた特性の1液ウレタンなのか、トップコートクリアのみ2液ウレタンで80℃加温に押さえているのか?
③外見上20インチぐらいのモニターみたいに見えるセンサーで、塗装後のボデーを角度を変えながら走査している。モニター状画面は縦縞のたぶんLED光源のストライブだが、その反射光のブレから、塗膜表面のムラとかタレを点検している様だ。なお、プラント内のロボットの多くは、ファナック社製だった。
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2022日産アリアプロダクション🇯🇵インテリジェントカーファクトリー
2021/10/11
https://www.youtube.com/watch?v=ddaSMmElb7A
車自体にはまったく興味を持てないが、最近ニッサンで販売開始したEV・SUVで「アリア」のプロダクション風景がYoutubeにあり、その製造風景で気付いた部分のみ書き留めてみたい。
①ルーフパネルのルーフサイドとの接合だが、接合部位にモールディングが被さらない、いわゆるブレージング接合を行っていることが判る。ルーフ左右端部の前から後ろまで押さえる帯状治具で固定後、ロボット溶接機が前から後ろまで移動して行く。溶接熱源はレーザーなのかアークなのかちょっと読み取れないが、ウェルディングでなくブレージング(ろう付け)であることは確かだろう。しかし、これは、ルーフパネル交換で、修理屋泣かせの接合法だ。添付1~3
②塗装工程だが、下塗りED塗装後のホワイトボデーに、フロントバンパーを引っかける様に仮止めし、バンパーとボデー本体を一緒に上塗り塗装している。バンパーはPP系素材だと想像するが、熱硬化型1液塗料で130℃・30分で加温硬化できるのだろうか? それとも、硬化温度を80℃程度に低下させた特性の1液ウレタンなのか、トップコートクリアのみ2液ウレタンで80℃加温に押さえているのか?
③外見上20インチぐらいのモニターみたいに見えるセンサーで、塗装後のボデーを角度を変えながら走査している。モニター状画面は縦縞のたぶんLED光源のストライブだが、その反射光のブレから、塗膜表面のムラとかタレを点検している様だ。なお、プラント内のロボットの多くは、ファナック社製だった。
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2022日産アリアプロダクション🇯🇵インテリジェントカーファクトリー
2021/10/11
https://www.youtube.com/watch?v=ddaSMmElb7A