私の思いと技術的覚え書き

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口野歩行者用トンネル探訪記

2018-07-26 | 沼津そして伊豆周辺
 口野の狩野川放水路放出口そばにある口野トンネルは何度もクルマで通過しているが、放水路側から進入すると、車道とは別に右側に切れ込んだ細い歩行者用トンネルがあるのを気になりながら見ていた。今回は、この歩行者用トンネルを探索してみた。

 トンネルの位置関係は、写真の通りであるが、平行ではなく車道用のトンネルとは30度程の角度が付いて貫通している。まずは、歩行者用トンネルの北側入口前にクルマを止め、入口を眺めてみる。車止めがあり、歩行者用トンネルだと判るが、入口上部を眺めると、往時のものだろう垂直なトンネルポータルの一部が露出している。と云うことは、放水路が出来る以前までは、この細いトンネルが本通りとしての街道(国道414号)のトンネルだったということだろう。

 トンネル内は照明も十分明るく綺麗で、壁には小学校(たぶん旧静浦東小学校)の生徒が描いたと思われる何枚もの大きな絵がある。トンネルはまっすぐな直線が50m程で、放水路側出口近くで車道トンネルと合流し、大きなトンネル径となり放水路側に出る。

 狩野川放水路が竣工する以前の同地を通過したことはないが、当然において放水路を横切る橋もなく、海沿いを内浦方面に抜けていたのだろう。










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