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02/07東名牧之原SAトラック火災

2023-02-09 | 事故と事件
02/07東名牧之原SAトラック火災
 2/7夜東名高速、牧之原SA内で、大型トラックから出火し、消火活動をしたが1時間あまりで消火したが全焼したという。
 報によれば、おそらく運転手だと思うが「消火器を使ったが 火が消えない」と消防に連絡があったと云う。
 それと、出火の起点は大型車、後輪2軸車だが、後輪付近から出火と記されている。おそらく、消火器では、この段階での話しを伝えているのだろう。

 類似した火災事例は過去にも記して来たが、おそらく走行中に運転手は左後部からの発煙もしくは発火を左サイドミラーで知見しつつ、当該SAへ急遽入り、消火器での消火をしようとしていたのだろう。
 ところが、既に火災は、後輪のダブルタイヤの内側とかにも移っており、到底消火器では消せなかったのだろう。

 Netから、2つのソースで、出火当初の画像を見ると、後輪二軸車だが左後々輪からの出火している様に見受けられる。一番可能性が高いのは、該当輪のブレーキが引きずり過熱した可能性だろう。そして、もう一つは、該当輪の主軸ホイールベアリングの焼き付き過熱の可能性もあり得る。何れも、該当輪のドラムを外し、シューとかベアリングを見れば判明すると思う。

 それと、この火災事故だが、事故以前の直近に車検整備とか、何らか左後輪に関わる整備をしていなかったどうかを、損害調査もしくは火災調査に関わる者は意識しなければならないだろう。このことは、車両の所有者も同じで、もしその整備の瑕疵に原因があったとすれば、損害賠償権を持つと云えるからだ。






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東名サービスエリアで大型トラックが全焼「消火器を使ったが火が消えない」
静岡朝日テレビ 2/8(水) 11:23配信
 7日夜東名高速上りの牧之原サービスエリアで、大型トラックが炎上する火災がありました。
 トラックの左後輪付近から燃え上がる炎。
 およそ20分後には車体全体に燃え広がり、炎と煙が勢いよく立ち上っています。
 7日午後8時前東名高速上り牧之原サービスエリアで、「トラックが燃えている。消火器を使ったが 火が消えない」と消防に通報がありました。
 火はおよそ2時間40分後に消し止められましたが、大型トラックは全焼しました。
 周囲への延焼はなく、けが人はいませんでした。
 警察によりますと、トラックはプラスチックの樹脂を積んでいたとみられ、警察と消防が出火原因を調べています。


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