この映画(DVD)ですが、何度も見てしまう作品の一つです。作品を知らぬ方が Right Stuff と聞いたりNet辞書で引いたりすると「右のもの」なんて翻訳されます。ここでは、Right は正しい、確かなという意味で、Stuff が才能、素質という意味と捕まえ、「正しい資質」という意訳となります。米国友人宇宙への挑戦計画の第1弾となるマーキュリー計画で飛ぶパイロット7名を指し、その活躍を描く作品です。なお、米有人宇宙計画は、この後にジェミニ計画、そしてアポロ計画、そしてスペースシャトルと続いた訳ですが、流石のアメちゃんも財政的にも限界が来たのでしょう、差し当たっての大きな計画はない様です。
マーキュリー計画の7名と記してしまいましたが、その前があったことを忘れていました。それは、まず音速の壁を突き破るベルX1での挑戦がプロローグとなっています。このチャック・イエーガー役はサム・ジェパードで、未だ若く(それでも40才)、正にカッコ良い男です。日本に取っては憎っくきB29の下に爆弾の様にベルX1が吊り下げられ、切り離された一瞬後、イエーガーがロケットエンジンの点火スイッチ4つを同時にONすると、猛烈な推力で加速して行きます。本部のレーダーから消え、また失敗かと落胆したところ、「現在音速を超え上昇中だ!」とサムの音声が入るというシーンは手に汗を握らせます。
そんな、有人X実験機もX15に至りマッハ6.7まで達した様です。物語の中では、イエーガーがロッキードF104でアフターバーナーONで垂直上昇し、やがて高度の限界からエンジンストールし、錐もみで落下、生還するという無鉄砲なことをやらかすシーンも記憶に残るところです。
マーキュリー計画では、米国パイロットから我こそはという挑戦心溢れる男達が選抜され活躍していきます。この計画内で、彼らパイロットの意地を見せつけるシーンが思い出されます。それは、当初カプセルには窓を付けない設計だったのですが、窓がない、つまり操縦することを否定するのは許せんと、7名が反旗を示すシーンです。
この映画は、先のサム・シェパード他、愚人の好む、スコット・グレンとか、エド・ハリスなども出演しており、各人良いパーソナリティを演じています。そして、音楽はビル・コンティですが、ロッキーシリーズとか勇壮な作曲者として、映画を引き立てます。
焼津でF104が建屋屋上に鎮座 2015-07-26
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/6ba42520ac2f6c9508b47fa487ec1f99
マーキュリー計画の7名と記してしまいましたが、その前があったことを忘れていました。それは、まず音速の壁を突き破るベルX1での挑戦がプロローグとなっています。このチャック・イエーガー役はサム・ジェパードで、未だ若く(それでも40才)、正にカッコ良い男です。日本に取っては憎っくきB29の下に爆弾の様にベルX1が吊り下げられ、切り離された一瞬後、イエーガーがロケットエンジンの点火スイッチ4つを同時にONすると、猛烈な推力で加速して行きます。本部のレーダーから消え、また失敗かと落胆したところ、「現在音速を超え上昇中だ!」とサムの音声が入るというシーンは手に汗を握らせます。
そんな、有人X実験機もX15に至りマッハ6.7まで達した様です。物語の中では、イエーガーがロッキードF104でアフターバーナーONで垂直上昇し、やがて高度の限界からエンジンストールし、錐もみで落下、生還するという無鉄砲なことをやらかすシーンも記憶に残るところです。
マーキュリー計画では、米国パイロットから我こそはという挑戦心溢れる男達が選抜され活躍していきます。この計画内で、彼らパイロットの意地を見せつけるシーンが思い出されます。それは、当初カプセルには窓を付けない設計だったのですが、窓がない、つまり操縦することを否定するのは許せんと、7名が反旗を示すシーンです。
この映画は、先のサム・シェパード他、愚人の好む、スコット・グレンとか、エド・ハリスなども出演しており、各人良いパーソナリティを演じています。そして、音楽はビル・コンティですが、ロッキーシリーズとか勇壮な作曲者として、映画を引き立てます。
焼津でF104が建屋屋上に鎮座 2015-07-26
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