昨今は、何でもかんでも電子制御だとか、アクティブ何とか、フィードバック制御、AIだと機能アップが賛歌を歌い上げている訳ですが・・・。数ヶ月前に最新鋭ステルス戦闘機F35(日本でのライセンス生産機)が原因不明の墜落をし、未だ機体の改修ができないとか、ボーイング737MAX機が立て続けに異常墜落したりと航空関連を騒がせています。これら航空機では、機体自体の自立安定性をバイワイヤ制御で補完し、戦闘機での高運動性能だとか、旅客機では安全・安定性を追求しているのでしょう。クルマの世界では、まずは航空機で成立した思想が、クルマに流用される傾向が高くある訳です。その様な点で、高齢者の次の生け贄とばかりにプリウス欠陥みたいな意見まで出てきています。
しかし、プリウスでは、フットベダル踏力をペダルストロークを検出することで要求減速度を求め、電力回生制動と実ブレーキ作動を、ソフトウェアで巧みにミックス制御しているのです。しかも、惰行、定常、加速という条件で、動力分割機構という天才的な機構を採用することで、エンジン回転を3千回転ほどの範囲に収め、低速から最高速までの広範な動力伝達をトランスミッションを不要にし、エンジン力とモーター力のミックス制御でコントロールしている訳です。このトヨタ開発のテクノロジーがプリウスを成立さしめ、関連特許を周到に抑えたトヨタに、他メーカーがHV車の効率として追い付けない部分なんだろうと理解します。つまり、そんな緻密なソフトウェア制御ができたからこそ、プリウスの高効率な走行が可能になった訳でしょう。しかし、そんなことはつゆ知らないドライバーにはともかく、一定クルマ好きには違和感として感じ取れてしまうというのは止むおえないところでしょう。そして、プリウスの制御はともかく、世のソフトウェア制御が増加したことと、ある程度の相関を持ってリコール件数が増加している様に見える(もちろんコスト低減を目的としてデバイスやソフトウエアの基本を共通化していることも対象台数増加の要因ですが)のは、最近の航空機事故とも無縁ではない様に感じるのが私の思いです。そんな思いを感じながら記した過去記事のリンクを列挙してみます。
・まだ記憶新しい「池袋暴走事故」について、先日下記の記事を記しています。
https://www.facebook.com/wiseman410/posts/2274204742662058
・昨年もAT暴走事故では群馬渋川市の酷いのが報じられ、下記の記事を記しています。
https://www.facebook.com/groups/1372545029423465/permalink/1963119477032681/
・上記記事では関連して「ソフトウェアスイッチの害」という、その数年前に記した記事を引いています。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2324558217626710&set=a.124959584253262&type=3&av=100002176628934&eav=AfadCWI63HTq08WI8uBr3W3CupNJSlNWcLxPdMvonk9_-fnoazZQz1r_QbEH00UIzSY&fref=mentions
・近年、何でもかんでも電子制御の時代で、入力デバイス(アクセルやブレーキペダル、そしてSTホイールなど)と作動デバイス(スロットルバルブ本体や各輪ブレーキ本体そして、前輪STネクシス(操舵))の間に、マイクロプロセッサーとソフトウェアコントールがどんどん増加している訳です。AI(人工知能)と呼ばれる機能で、最終的には完全自動運転車を目指していると一生懸命ですが、私にはその姿に希望は持てません。だいぶ前ですが「やり過ぎバイワイヤーどうなのか・・・」という記事を記しています。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=747952285287319&set=a.124959584253262&type=3&theater
しかし、プリウスでは、フットベダル踏力をペダルストロークを検出することで要求減速度を求め、電力回生制動と実ブレーキ作動を、ソフトウェアで巧みにミックス制御しているのです。しかも、惰行、定常、加速という条件で、動力分割機構という天才的な機構を採用することで、エンジン回転を3千回転ほどの範囲に収め、低速から最高速までの広範な動力伝達をトランスミッションを不要にし、エンジン力とモーター力のミックス制御でコントロールしている訳です。このトヨタ開発のテクノロジーがプリウスを成立さしめ、関連特許を周到に抑えたトヨタに、他メーカーがHV車の効率として追い付けない部分なんだろうと理解します。つまり、そんな緻密なソフトウェア制御ができたからこそ、プリウスの高効率な走行が可能になった訳でしょう。しかし、そんなことはつゆ知らないドライバーにはともかく、一定クルマ好きには違和感として感じ取れてしまうというのは止むおえないところでしょう。そして、プリウスの制御はともかく、世のソフトウェア制御が増加したことと、ある程度の相関を持ってリコール件数が増加している様に見える(もちろんコスト低減を目的としてデバイスやソフトウエアの基本を共通化していることも対象台数増加の要因ですが)のは、最近の航空機事故とも無縁ではない様に感じるのが私の思いです。そんな思いを感じながら記した過去記事のリンクを列挙してみます。
・まだ記憶新しい「池袋暴走事故」について、先日下記の記事を記しています。
https://www.facebook.com/wiseman410/posts/2274204742662058
・昨年もAT暴走事故では群馬渋川市の酷いのが報じられ、下記の記事を記しています。
https://www.facebook.com/groups/1372545029423465/permalink/1963119477032681/
・上記記事では関連して「ソフトウェアスイッチの害」という、その数年前に記した記事を引いています。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2324558217626710&set=a.124959584253262&type=3&av=100002176628934&eav=AfadCWI63HTq08WI8uBr3W3CupNJSlNWcLxPdMvonk9_-fnoazZQz1r_QbEH00UIzSY&fref=mentions
・近年、何でもかんでも電子制御の時代で、入力デバイス(アクセルやブレーキペダル、そしてSTホイールなど)と作動デバイス(スロットルバルブ本体や各輪ブレーキ本体そして、前輪STネクシス(操舵))の間に、マイクロプロセッサーとソフトウェアコントールがどんどん増加している訳です。AI(人工知能)と呼ばれる機能で、最終的には完全自動運転車を目指していると一生懸命ですが、私にはその姿に希望は持てません。だいぶ前ですが「やり過ぎバイワイヤーどうなのか・・・」という記事を記しています。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=747952285287319&set=a.124959584253262&type=3&theater